読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
童貞のまま30歳を迎えると魔法使いなる……そんな都市伝説は真実だったようで、女性経験のないまま30歳になった安達は触れた人の心が読める魔法が使えるようになってしまった。そうして知ったのは同期でエースの黒沢が、自分を好きらしいということ。冴えない彼とイケメンな彼の恋の行方は……。
心が読めてしまったことで、同性のイケメンが自分のことが好きだと知り、整った顔面の下でとんでもないことを考えていることがわかってしまったり、心から大事にしようとしてくれていることが伝わったりと、にやにやじれじれもだもだな二人の関係が進展していくのがとても可愛い。
その一方で少しずつ進展する、安達の友人で小説家の柘植の不器用さと、正反対の性格の思い人の恋もじれったくて楽しい。
みんな幸せになってよかったねえ。
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