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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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翼のない天馬―サンク・ヴェリテの恋人たち (コバルト文庫)
疎遠になっていたラウールの叔母が訪ねてくるという。難癖をつけてシャロンとラウールの結婚をジャマするためだ。そこでシャロンは、叔母に隙を見せないように礼儀作法をコンスタンスから習うことにした。だが、コンスタンスのもとへ向かう途中で、シャロンは強盗に襲われる若者を見つけてしまう。そうして彼女が事件に関わっている頃、叔母は到着し、息子がいなくなったと言い出して…!?(カバー折り返しより)

このシリーズの一巻も、その前段の出会いの話も読んでいるはずなんですが、ほとんど内容を忘れ……しかしこれ一冊でもだいたいわかる、かつ面白かったです!
成金貴族出身のシャロン、若くして隠居生活を送るリアンクール公ラウール。シャロンは破天荒な性格でちっともおしとやかではなく、近くに住む子どもたちと秘密基地を作ったりなどする。けれど、ラウールの叔母と同席したときには、その聡明さを発揮してにこにこと嫌味をかいくぐるという、とってもしたたかで素敵なヒロインです。
ラウールは、こんな甘い性格だったかなあと思ったんですが、もしかしたらシャロンにまつわる騒動に慣れてきてるのかな? もうめろめろじゃないかーと思いました。
ラウールの従弟セドリックにまつわる事件が今回の話。セドリックがぐーんと成長した姿にすかっとしました。
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