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帝国軍の裏をかいて、イゼルローン要塞の再奪取に成功したヤン・ウェンリー。しかし、その間にもラインハルトによる同盟領侵攻は着々と進んでいた。圧倒的な戦力で同盟の軍事施設を破壊し、首都ハイネセンへとむかう帝国軍。完全なる勝利を予感しながらも、ラインハルトの意識下には、常にヤンの存在があった。そんな帝国軍の前に、同盟軍の艦隊を率いた老将ビュコックが立ち塞がる。老いた獅子の死を賭した挑戦に、若き獅子が応える——「自由惑星同盟最後の戦い」の火蓋は切って落とされた!!(裏表紙より)
自由惑星同盟の終焉と、ついにヤンとラインハルトの再戦なるか、という巻。
ラインハルトが散々、結婚する様子がないとか、子どもがいないと困るのにとかいう話をしているのに対して、ヤンたちの側に、ユリアンに加えてカリンという次世代の話が現れてきているなあ、と思う。ラインハルトは輝かしい伝説を残して終わりそうだけれど、ヤンはヤンとして残るのではなく彼「ら」の信じたものが継がれていくのでは、などと考えた。
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