読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
自由惑星同盟を完全に敗北させ、宇宙の九九パーセントを制圧したはずの皇帝ラインハルトだったが、その胸中には不満と不安がわだかまっていた。銀河の中に残されたそのわずかな領域とは、ヤン・ウェンリーの存在に他ならなかったのだ。決戦をもとめ、イゼルローン要塞に向けて進攻する帝国軍。しかしヤンの詭計により、ラインハルトの到着を待たぬまま、戦端は開かれていた。圧倒的な戦力差をしのぐヤン艦隊——時を同じくして、地球教の張り巡らせた罠が、ヤン・ウェンリーの身に迫りつつあった……。(裏表紙より)
う……あ……。
うおおおおおおおおあああああああああ!!!!!
やだやだやだー! やだよー!!
嫌な予感はしてたんですよ。この本、カラー口絵があるんですが、その絵を見たときに「え……」とは思ったんですよ。目次の章タイトルもやな感じだし!!
でもさ、でもさー!! うああああん!!
この巻だったか前の巻だったかで、同盟を離れ、その同盟も滅んだ今、理想的な皇帝であるラインハルトと戦うことは正しいか否か、という問いがあって、ぞくっとしました。なんのために戦うのだろう。ただ、水が合わないというだけではない……。その答えは、この物語の最後で得ることができるんだろうか。
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