読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
2014年に読んだ本(今年発刊にあらず)の中で、個人的にヒットしたものを適当にあげる、一年の総まとめの記事です。
読了した本は415冊。小説180冊。絵本81冊。詩等1冊。エッセイ17冊。漫画77冊。その他34冊。画集・写真集3冊。レシピ本15冊。雑誌7冊。
今年は、自分の勉強のために絵本を読んでいましたね。春から職が変わった影響で、最初の頃は気分転換で読書していたもののそのうち余裕がなくなり始めて、結局中盤からペースががくりと落ち、今年も500冊は達成できず……orz
さて、2014年の個人的ヒット作。
マサト真希『アヤンナの美しい鳥』
顔に傷のある娘アヤンナ。祖母から「お前のような醜い娘には、市場で夫を買ってこなければなるまいね」と呪いをかけられる。その祖母も亡くなり、一人孤独に暮らすアヤンナの元に、美しく、足の悪い男が転がり込んでくる。
傷ついた娘と青年。遠くて静かで小さな世界で二人きり暮らしていけるはずだったのに……。という切なさもさることながら、大きな世界、国、そしてその国すらも飛び越えた世界が存在しているような話で、美しくて胸に刺さりました。綺麗だった。
多崎礼『夢の上』
刊行時から「面白すぎる」と噂になっていたものをようやく読み、あまりのツボリ具合に爆発して、急いで続きを買いに本屋さんに走った、という……。
空が結晶に覆われた世界。とある王家の騒動に発端した事件が、王国を大きく動かし始める。『光』の元に集う様々な人々の視点から語られる、叶わなかった夢と叶った夢の物語。
鮎川はぎの『横柄巫女と宰相陛下』
巫女として修行に励むノトは、表情や感情をうまく表現できず、ぶっきらぼうな物言いばかりをして『横柄巫女』と呼ばれている。ある日、シリウス王国から、即位のための王巫女を選ぶためにカノンたちがやってきた。継承権がありながら宰相をしているカノンは、あまりの有能ぶりに『宰相陛下』と称されており……。
終盤の連続刊行が話題になっていた記憶。そんなに巻数を重ねて、しかも連続刊行とかどうなってんの!? と興味を惹かれて読みましたが、キャラクターや読みやすさもすごかったですが、王宮や王国での陰謀、神話が絡む要素にのめり込みました。鮎川はぎのさんは二人組の筆名なのですが、別の名義で近頃ミステリーの賞を受賞された様子。おめでとうございます。
高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』
あのシャーロック・ホームズが女性だったら? というコンセプトの元、ホームズもワトソンも女性、原典に登場する主だった人々はすべて女性になった、パスティーシュ。女性ばかりだからといって百合とか萌えなどは絡まず、女性主人公による女性のための物語だったかな、と思いました。だから、すんごい、好き……。
梨沙『華鬼』
どんだけ流行に乗り遅れるんだよ!
というわけで、Web小説書籍化の原点(であろう)作品を読みました。面白すぎて一気に読んだ。
母親の胎内にいるときに刻まれる、花嫁の刻印を持つ神無は、迎えを受けて、夫となる鬼の元へと連れ去られる。
冒頭から憎み愛全開で、かつ逆ハーレムで、そして最後にはたった一人を選ぶ、という異種婚姻のおいしいところがめいっぱいでした。映画まで観ました。ごちそうさまでした。
さいとうちほ『とりかえ・ばや』
『とりかへばや物語』を下敷きにした、平安時代の宮中で双子の入れ替わり劇を描く。
『ざ・ちぇんじ!』が大好きな自分にとっては、夢中にならないほうがおかしいだろう! という作品でした。ただ、『ざ・ちぇんじ!」とは違って、平安ものらしく、恋だの愛だのとどろどろした感じが大好き! 続きを楽しみにしています。
鈴木央『七つの大罪』
アニメ化に際して作品を知ったんですが、食わず嫌いよくない。好みすぎてくらくらしました……。
『七つの大罪』と呼ばれる七人の大逆罪人を探している王女エリザベスと出会った、酒場・豚の帽子亭の主人メリオダス。その彼こそ、『七つの大罪』の団長メリオダスだった。王国を護るべき騎士たちが、民を虐げ苦しめていると訴えるエリザベスの求めに応じて、仲間を探す旅に出た彼ら。しかし、巨大な闇が王国を覆い尽くそうとしており……。
王国、騎士、魔法。ブリテン。妖精族、巨人族、魔人族、女神族。アーサーと名乗る人も出てきたりなどして、アーサー王伝説や、フェアリーテールをつまみ食いできるところがいい。また、ヒロインたちがとってもかわいく、ちらちらと見えるいろんな人の恋模様が本当にピュアだったり悲しかったりして、きゅんきゅんする! 特に最近のマーガレット王女とのあれは、ときめきすぎて床を転がりました。
以上! 思い出せる限りのものを書いてみました!
今年は映画もたくさん見る! と言っていたんですが、まったく達成できず。
本も、ほとんど買わない一年でしたが、来年はもう少し読みたいです……。
読了した本は415冊。小説180冊。絵本81冊。詩等1冊。エッセイ17冊。漫画77冊。その他34冊。画集・写真集3冊。レシピ本15冊。雑誌7冊。
今年は、自分の勉強のために絵本を読んでいましたね。春から職が変わった影響で、最初の頃は気分転換で読書していたもののそのうち余裕がなくなり始めて、結局中盤からペースががくりと落ち、今年も500冊は達成できず……orz
さて、2014年の個人的ヒット作。
マサト真希『アヤンナの美しい鳥』
顔に傷のある娘アヤンナ。祖母から「お前のような醜い娘には、市場で夫を買ってこなければなるまいね」と呪いをかけられる。その祖母も亡くなり、一人孤独に暮らすアヤンナの元に、美しく、足の悪い男が転がり込んでくる。
傷ついた娘と青年。遠くて静かで小さな世界で二人きり暮らしていけるはずだったのに……。という切なさもさることながら、大きな世界、国、そしてその国すらも飛び越えた世界が存在しているような話で、美しくて胸に刺さりました。綺麗だった。
多崎礼『夢の上』
刊行時から「面白すぎる」と噂になっていたものをようやく読み、あまりのツボリ具合に爆発して、急いで続きを買いに本屋さんに走った、という……。
空が結晶に覆われた世界。とある王家の騒動に発端した事件が、王国を大きく動かし始める。『光』の元に集う様々な人々の視点から語られる、叶わなかった夢と叶った夢の物語。
鮎川はぎの『横柄巫女と宰相陛下』
巫女として修行に励むノトは、表情や感情をうまく表現できず、ぶっきらぼうな物言いばかりをして『横柄巫女』と呼ばれている。ある日、シリウス王国から、即位のための王巫女を選ぶためにカノンたちがやってきた。継承権がありながら宰相をしているカノンは、あまりの有能ぶりに『宰相陛下』と称されており……。
終盤の連続刊行が話題になっていた記憶。そんなに巻数を重ねて、しかも連続刊行とかどうなってんの!? と興味を惹かれて読みましたが、キャラクターや読みやすさもすごかったですが、王宮や王国での陰謀、神話が絡む要素にのめり込みました。鮎川はぎのさんは二人組の筆名なのですが、別の名義で近頃ミステリーの賞を受賞された様子。おめでとうございます。
高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』
あのシャーロック・ホームズが女性だったら? というコンセプトの元、ホームズもワトソンも女性、原典に登場する主だった人々はすべて女性になった、パスティーシュ。女性ばかりだからといって百合とか萌えなどは絡まず、女性主人公による女性のための物語だったかな、と思いました。だから、すんごい、好き……。
梨沙『華鬼』
どんだけ流行に乗り遅れるんだよ!
というわけで、Web小説書籍化の原点(であろう)作品を読みました。面白すぎて一気に読んだ。
母親の胎内にいるときに刻まれる、花嫁の刻印を持つ神無は、迎えを受けて、夫となる鬼の元へと連れ去られる。
冒頭から憎み愛全開で、かつ逆ハーレムで、そして最後にはたった一人を選ぶ、という異種婚姻のおいしいところがめいっぱいでした。映画まで観ました。ごちそうさまでした。
さいとうちほ『とりかえ・ばや』
『とりかへばや物語』を下敷きにした、平安時代の宮中で双子の入れ替わり劇を描く。
『ざ・ちぇんじ!』が大好きな自分にとっては、夢中にならないほうがおかしいだろう! という作品でした。ただ、『ざ・ちぇんじ!」とは違って、平安ものらしく、恋だの愛だのとどろどろした感じが大好き! 続きを楽しみにしています。
鈴木央『七つの大罪』
アニメ化に際して作品を知ったんですが、食わず嫌いよくない。好みすぎてくらくらしました……。
『七つの大罪』と呼ばれる七人の大逆罪人を探している王女エリザベスと出会った、酒場・豚の帽子亭の主人メリオダス。その彼こそ、『七つの大罪』の団長メリオダスだった。王国を護るべき騎士たちが、民を虐げ苦しめていると訴えるエリザベスの求めに応じて、仲間を探す旅に出た彼ら。しかし、巨大な闇が王国を覆い尽くそうとしており……。
王国、騎士、魔法。ブリテン。妖精族、巨人族、魔人族、女神族。アーサーと名乗る人も出てきたりなどして、アーサー王伝説や、フェアリーテールをつまみ食いできるところがいい。また、ヒロインたちがとってもかわいく、ちらちらと見えるいろんな人の恋模様が本当にピュアだったり悲しかったりして、きゅんきゅんする! 特に最近のマーガレット王女とのあれは、ときめきすぎて床を転がりました。
以上! 思い出せる限りのものを書いてみました!
今年は映画もたくさん見る! と言っていたんですが、まったく達成できず。
本も、ほとんど買わない一年でしたが、来年はもう少し読みたいです……。
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