読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義。彼が国内外に顧客をもつ敏腕宝石商と知り、誰にも言えない曰くつきのピンク・サファイアの鑑定を依頼する。祖母が死ぬまで守っていたその宝石が秘めた切ない“謎”がリチャード氏により解かれるとき、正義の心に甦るのは……? 美しく輝く宝石に宿る人の心の謎を鮮やかに解き明かすジュエル・ミステリー!!(Amazonより)
ごく普通の大学生・正義が助けたのは絶世の美貌の宝石商リチャード。彼の信頼を何故か得てしまった正義はアルバイトをすることになったが、店にやってくるお客と宝石には様々な事情があって……。
謎解き、というより宝石と人のお話という印象。石がどのようにして人の手にあるのか。それを求める心や、大事に仕舞い込む理由など、宝石って人生なんだなと思わせるエピソードばかりでとても面白かった。
宝石に対する疑問を正義がリチャードや谷本さんにぶつけて、それぞれの答えをもらうところも違いがあって面白いと思いました。「それ」を好きな理由、自分にとっての価値がこんなにも明らかなのが宝石の面白さとわかりやすさだなあ。
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