忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[1518]  [1517]  [1516]  [1515]  [1514]  [1513]  [1512]  [1511]  [1510]  [1509]  [1508
シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱
2012年。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、困窮の挙げ句、ルームシェアの相手に変わった女性を紹介される。美しく、乗馬服に身を包み、人口心臓を抱えた薬付けの身体に、家はコンピューターの家政婦が管理している。彼女の名はシャーリー・ホームズ。世界唯一の顧問探偵だった。

感想書いたと思ったのに書いてなかった……というわけで、八月の読書だったと思いますが、九月に突っ込みます。高殿さんが同人誌で百合ホームズを書くと聞いて、すっごく読みたかったのに同人誌を手に入れる機会を逸したので、単行本化はすごく嬉しい! そして、高殿さんらしい、女子のどろっとした感じもありつつの、ライトミステリーで楽しかったー!!
出てくる女性陣の影の、みにくいところよ。そしてそれを感じてなお、ジョーとシャーリーの友情のきらめきが! ちらっと出てくるそれぞれの裏事情の、ただものではない感も楽しく、続きが読みたい! と思いました。
でもこれ、事件の結末がちょっとデリケートなところに触れているので、だめな人はだめかもしれない。私は高殿さんらしくてすごく好きです! 百合やるんだったら、ここも触れないとだめだと思う。
あと装丁がすごく好きです! 綺麗な赤で、手触りもよくて、金が綺麗で、帯も可愛い。女子のためのホームズ・パスティーシュという感じでした。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]