読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
凄腕のバイヤーとしての華々しい経歴の持ち主である鮫島静緒は、高身長に、名前にふさわしい強面の三十代。富久丸百貨店の外商部に、初の女性外商として配属される。仕事相手はいわゆる”上流階級”。百貨店とは、を考える静緒の仕事は、そう簡単に成立するものではなくて……。
百貨店という、お客として見れば美しい場所での、その美しさが成立するために奔走している人の話、だったでしょうか。百貨店というブランドを守る人たちの努力には、本当に頭が下がる、という気持ちで読みました。
主人公の静緒がしっかりしたキャリアの持ち主のせいか、話としてあまりアップダウンがないので、ちょっとはらはらしつつも、心配のし過ぎで終わってよかった。しかし、特賓会のシーンはすかっとした! 気持ちよかった。デキる女性の話はこういうところが面白いよなー!
ロマンスを期待するところで、引っ越しのシーンが出たのでもしや!? と思ったら、まさかの桝家くん……桝家くん!! 可愛いな! 乙女男子だな!
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