読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人、スペインの風車の丘で繰り広げられる推理合戦、ロシアの修道院で勃発した列聖を巡る悲劇……ひとりの青年が世界各国で遭遇する、数々の異様な謎。選考委員を驚嘆させた第五回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、美しいラストまで一瀉千里に突き進む驚異の連作推理誕生。大型新人の鮮烈なデビュー作!(カバー折り返しより)
読んだのはソフトカバー版。
面白かった!
文化、文明、民族。世界各国の様々な考え方を持つ人々ならではの謎と推理だったなあ! こういう考え方は日本では絶対に出来ない、というものの話で、そのせいでちょっとファンタジーっぽく感じられてすごく素敵だった。「砂漠を走る船の道」はやっぱり一番すごかった。ラストまでぞくぞくしたわ……。後半になるにつれて、人の話になっていくところもあり、解き明かせないものもある雰囲気が好きです。
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