北海道・札幌南高校の図書館。ここを訪れる生徒たちは、本を介して司書の先生に自分のことを語り出す。生徒たちの数だけある、彼らの青春と本にまつわるかけがえのない話。(裏表紙より)
著者の方が、生徒たちの話を本人の語りのようにしてまとめたもの。こういう高校図書館の風景だよ、というものではなく、高校ではこのようにして図書館や本と関わりを持っていたんだという生徒たちの体験談めいた話を収録。
本人の文章じゃないのが不思議なんですが、十代後半の時期をこんな風にして、周りを見たり感じたり過ごしていたのかなと思って少し懐かしくなりました。
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