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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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魔女が死なない童話 林檎の魔女の診療簿 (コバルト文庫)
辺境の小さな村にひとりで暮らす樹木医のレナーテ。村人たちは彼女を慕ってくれるが、自分の容姿が魔女の特徴とされる桜色の髪と黄金色の瞳であることを悲しく思っていた。そんなある日、レナーテを捨てた貴族の父に王都へ呼び出され、政略結婚に利用されそうになる——が、突然現れた第二王子に救われる。その場で求婚されるのだが、彼はなぜレナーテを知っているのか。2人の接点とは…!?(裏表紙より)

魔女の特徴を持つゆえに貴族の父に捨てられたレナーテが、同じく双子の弟であるがゆえに疎まれた第二王子メルヒオールと夫婦になる。ファンタジックな世界観なんですが、結構進歩的な部分もあるらしく(むしろ宗教が科学的発展を邪魔している)、ヒロインは樹木医で科学雑誌を愛読、ヒーローと交流を深めたのはそれがきっかけ、という理系な二人です。
またこのメルが、理系だからなのか本来の性格からなのかわからないんですが、もってまわった言い回しができない、ストレートな気持ちをはっきり口にする人なので、まー恥ずかしい恥ずかしい。病んでいるという自覚はあるらしく、レナーテにもそう言うんですが、それを受け止めるレナーテも病気なんだと納得していて、なんだこの二人ずれてるけど可愛いぞってなる。
精霊たちが物語をかき回して楽しかったです。精霊同士仲がいいのかな。動物たちが盗み聞きしているところを想像したら可愛くて笑ってしまった。
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Author:月子
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