読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
婚約破棄され前世の記憶が甦り、乙女ゲーム世界へ転生したと自覚した令嬢アイリーン。でも前世の記憶は不完全で、破滅フラグが立ったのに、回避方法がわからない。確実なのは、全ての破滅フラグの起点が、ラスボスの魔王クロードだということ。「ではクロード様をわたくしのものにすれば死なないわよね?」かくして魔王の愛を得るために、求婚したり、魔物を助けたり、起業したり……悪役令嬢が狙う、一発逆転ハッピーエンド!?(裏表紙より)
高位貴族に生まれ、皇太子と婚約していたにも関わらず、ヒロインであるリリアの登場によって、転落を迎えるアイリーン。転生だと自覚はありながらも現世の記憶はほとんどなく、大事な記憶は妙なときに思い出される始末だけれど、アイリーンは自分らしく仲間とともに魔王攻略に励む。
ヒロインのリリアと皇太子のセドリックが、そりゃもう見事なクズで、清々しいほどアイリーンが正しいざまあな展開。必要な立場を取り戻したクロードとアイリーンの今後がめちゃめちゃ大変だろうなあと思わせる、馬鹿っぷりに盲目ぶりなので、あんま邪魔すんなよ……と哀れなものを見る気持ちでいます。
クロードがこれからアイリーンを溺愛してくれそうなのが楽しみだ。結構独占欲強いよね、魔王様。
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