読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「私の王よ、魔女が貴方に、永遠に変わらぬ愛情を捧げましょう」
オスカーの呪いも解かれ、契約終了まであと三ヶ月。自分の心に迷うティナーシャの前に、新たな魔女の刺客が現れる。”呼ばれぬ魔女”レオノーラの狙いは、契約者であるオスカーの方で――。 国を巻き込んでの魔女同士の苛烈な衝突、訪れる《魔女の時代》の終焉。そして王と魔女の恋の果て、全ての運命が書き換わる。(裏表紙より)
ご結婚おめでとうございます!!!!!
と同時に、ほらあああああやっぱりそういうひどいことするぅうううう(大歓喜)。
という第三巻。完結巻が出るまで寝かせておいてよかった。長らく本棚を圧迫し続けたかいがあった……。
故国での心残りを精算したティナーシャはいまも変わらずファルサス王オスカーの守護者をやっている。王妃の座を求める国内貴族だったり、解毒手段のない毒だったり、他国のごたごただったり、最も討伐対象にされながらいまなお残る魔女だったり、とここまで書いてなんとかしてるティナーシャもオスカーもすごいな。やばいな。事件に巻き込まれまくりじゃないか。
とにかくもうロマンチックだし魔女とその配下とのバトルは熱いし、とわくわくしている中で。最後の、あれ。
もう願ったけどさあ! そうなったらよかったのになって、本人も思ってただろうけど、本当にやる!? ありがとうございます大好きですごちそうさまでした!(キレ)
そうして軽々とティナーシャの心をさらって去ってしまったオスカーの憎いこと。ティナーシャは賢いので多分何を犠牲にしたか悟ってしまうんだろうなあ、と思うと、彼女のことだしなんとかしてしまいそうで次巻が恐ろしくも楽しみです。ああもう泣いた泣いた。でもこの先もきっとどこかで泣かされてしまうんだろうなあと、最後まで楽しみに読もうと思います。
PR