読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「お前が欲しい。だから結婚を申しこんでいる」
「……は?」
オスカーの呪いを解いたティナーシャは自国に戻り、魔法大国・トゥルダールの女王として即位した。別々の道を歩み始めた二人の決意とは――。そして、呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れる。
明かされる呪いの真実、過去へ時を巻き戻す魔法球の存在。名もなき物語に無二の思いが刻まれる第五巻。(裏表紙より)
色々と「やっぱりな!!!!!!」という第五巻でした。
まずオスカー! やりやがったなありがとう!!!!! という求婚からスタート。即位してさあここから、というところで盤面をひっくり返すような求婚ありがとう! やると思ったよそういうやつだよ君は! 一年後の退位に衝撃を受けた理由がティナーシャを望めるということだったの本当にお前……お前……(ごろごろ)。書き換え前を上回るレベルの求婚エピソードをありがとうございました!
あとはオスカーの呪いの謎も明らかに。身分の低い母親って明らかそうじゃない雰囲気だよなあ、魔女かその関係者かなー? とか思ってたらそういうことでしたね。魔女と呼ばれるわりに家族に対して情の深そうな「沈黙の魔女」が好き。オスカーの母親になれるような娘がいるってことはそう過去でもない頃にそういう相手がいたってこと……? などと想像が膨らみます。
この世界戦は二人とも以前に比べて能力的にも精神的にも未熟なところがあるので、本当に結婚できるまでもう少し波乱がありそう……と思いながら、本編最終巻を楽しみに、大事に読もうと思います。
PR