読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。そう至ったのは何故か? 人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。(Amazonより)
どうして勉強しなくちゃいけないの? 勉強する意味があるの? にできるだけ答えを出してみようという内容。すごくまっとうなことを言っているので、逆に反論してくる人が現れそうだと思いながら読んでいました。
結論として、勉強は楽しくない。何ができるのか、ということを考えるために勉強するのが楽しいことである。というところでしょうか。
子どもの頃はそういうことは全然わかっていなくて、ただ詰め込み教育を受けて疲れていただけでしたが、学びたいことを学べる大学は楽しかったなあなんてことを思い出していました。外国人の俳優やアイドルのために言語を習得する人も「推しが何を言っているのかわかる!」と思うから積極的に勉強できるんだろうなあ。
森さんの子育ての話がちらっと出ていましたが、ものすごく極端な感じでびっくりした。もっと詳しく聞いてみたい。
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