『雨降りの先生』こと私が訪れるのは、十字路の角にぽつんと灯をともす食堂。訪れる人々はただ日々を生きているだけ。ありふれた日常。でも、きっとそこには物語があるのだ。
あらすじを書くのがとても難しい話だ。作者の方はクラフト・エヴィング商會のお一人。
淡い光に照らされているような小説で、装幀がとても相応しいわーと思っていたら、商會のお二人がされているらしい。やっぱりなー。
癒しの物語、とか書くのは嫌いなんだけど、でも癒された。和んだ。現実世界でありながら、不思議空間が出来上がっていて、それをちょっと垣間みている感じが素敵だと思う。
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