読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
誘拐された姫総長・シーカをとり戻した〈黎明の使者団〉一行。ミトラーダ修練会も落ち着いて、早々と旅立った使者団が向かったのは、一見平和で鄙びた町だった。ハルセイデスは、その町のミトラーダ支部にいる、ある人物に会いに来たのだが、その人物は法皇に所縁のある男だった。その頃、町では不穏な動きが…!? カタブツ青年団長・ハルセイデスの苦難と世直しの旅、第2章開幕!(裏表紙より)
終わったんじゃなくて良かった……! という声があちこちから聞こえてくるサブタイトルでした。本当に新たなる旅立ちで安心。
ハルさんがすっかりシーカを守る覚悟を決めた感じ。団員たちに対する厳しさも、これから起こるであろう戦いのためなんだろうなと切ない。ノリはいつも通りだが、ときどき挟まる誘拐時のシーカとハルの様子がどきんとする。髪を拭くシーンはときめいたけど笑った。さすがゴーレム。グランドマスター! の素敵ポイントは、ゴーレムと天然総長の意地の張り合いや駆け引きにあると思うの!
この巻ではどこにいるんだろうと思っていた黒衣青年シラスの過去の伏線が。この話の結末がどこにいくのか分からないので、楽しみにしています。
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