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青嵐の花嫁 栄冠翔破 (講談社X文庫 もB- 11) (講談社X文庫―ホワイトハート)
 花冠は、可憐な容姿とは裏腹に、恋には見向きもせず士官学校での厳しい訓練を乗り越え、トップの座に。
 ところが、御前大会で公子を打ち負かしたことから運命は一転、下位の舞台に配属される。
 希望を見失いながらも、将軍巴青炎に追従し、敵と戦ううちに、人を守り愛することを知っていく花冠。
 そして、「あなただけの王を見つけなさい」という母の言葉を思い出すとき、動き始めた心の行方は!?(裏表紙より)

時代が違っていたなら、花冠は珠枝みたいになってたかもしれないし、珠枝は花冠みたいな道を選んでたかもしれないなあと思ったりした。なんとなく生まれが似ているような気がする。
今までシリーズ読んできたけど、ラストの綺麗さナンバーワンです。そして全体的にとても元気が良くて、読んでいて元気になれる。集う仲間たち、の設定がとても好きなのです。二人きりの戴冠式みたいなのとか、これからも先に進んでいく、というのがとても良かった。
是非、青炎と花冠と銀水の三角関係ありの建国記にして頂きたい。この人らどっかで国興してる気がするのだ。
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