読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
琴の名手として名高い琉国公主・綺嬌は、兄王と国の安寧を願い側室として隣国のエン(炎にりっとう)へ嫁ぐことに。
しかし、まだ十八歳の娘を待ち受けていたのは、年の離れた王の暴君な振る舞いと、正妃の嫉妬に悩む日々。
そんななか、綺嬌は旅の楽士である玄と出会い、彼の吹く笛の音に心癒される。やがて、互いの奏でる音に想いを寄せ合い、玄は綺嬌を救い出そうとするが……。
国を揺るがす過酷な運命が迫り来る二人は、いま!?(裏表紙より)
花嫁シリーズ5弾。音楽と生きることがテーマかしら。
か弱く病がちな公主・綺嬌が主人公……というより、あんまり主人公らしくなくて大人しい感じな気がした。どちらかというと、玄の方が奮闘していたような。主人公二人という感じかな。そういう風に考えると、玄の闇の部分をもっと見たかったかも! せっかく渋い養父がいるのに! あれ、と考えると私はもしかして養父の話が読みたかったのかしら(おじさん趣味)
びっくりなことに幸せなあの夫婦が登場してにやにやしてしまった。奥さんがちょっと大人しくなったのは、子どもがいるからだろうか。旦那様は相変わらず素敵ヒーローぶりでときめいてしまった。娘さんが生まれましたが、私は祥麟の『激しい愛』が見たいです。
綺嬌と玄は後は心穏やかにあれたようで良かった。ていうかやっぱりハッピーエンドがちょっとハッピー! って感じじゃないよ!
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