読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ある日、ふらりと
僕の部屋にあらわれた、
僕の人差し指サイズの
気まぐれな小さな王様。(カバー折り返しより)
児童書なのか絵本なのか。哲学的言葉遊びみたいなお話。
生まれた時は大きくて、年を取れば段々小さくなり、本当に小さくなって見えなくなってしまう王様の一族。僕の目の前に現れる王様も、例に漏れない。
4の「命の終わりは永遠のはじまり」が好きだ。
「(前略)たとえば、きみのお父さんが、もう見えないくらい小さくなったからといって、それは、彼がいなくなってしまったことにはならないだろう? もしかしたら、きみのお父さんは、僕たちのすぐ近くにいるかもしれないんだから。(略)つまり、きみたちのところじゃ、どんどん果てしなく小さくなり続けるから、命の終わりもないんじゃないかって、僕は思うんだけど」
人の死後の、魂や記憶のことを思った。
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