忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[235]  [245]  [244]  [243]  [242]  [241]  [240]  [239]  [238]  [237]  [236
ちいさなちいさな王様
ある日、ふらりと
僕の部屋にあらわれた、
僕の人差し指サイズの
気まぐれな小さな王様。(カバー折り返しより)

児童書なのか絵本なのか。哲学的言葉遊びみたいなお話。
生まれた時は大きくて、年を取れば段々小さくなり、本当に小さくなって見えなくなってしまう王様の一族。僕の目の前に現れる王様も、例に漏れない。
4の「命の終わりは永遠のはじまり」が好きだ。

「(前略)たとえば、きみのお父さんが、もう見えないくらい小さくなったからといって、それは、彼がいなくなってしまったことにはならないだろう? もしかしたら、きみのお父さんは、僕たちのすぐ近くにいるかもしれないんだから。(略)つまり、きみたちのところじゃ、どんどん果てしなく小さくなり続けるから、命の終わりもないんじゃないかって、僕は思うんだけど」


人の死後の、魂や記憶のことを思った。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]