読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
頭髪は寂しくなったけれど、無事に夫クロウと再会できたフェル。束の間の甘〜い休息に心は休まるやら乱れるやら。そんななか、ようやく妖精王とクロウの弟パールの魂を引き離す方法が見つかった! 妖精王の悲願が叶う【ワルプルギスの夜】までに救い出そうとするが、それはフェルの身を危険に曝す賭けで…!? 離婚の期限を前に(仮)夫婦、天下分け目の大一番!!
ファイナルバトルでまさかの離婚成立!? 第11弾!(裏表紙より)
結構緊迫した状況下での最終決戦。意外とすんなり終わったのでおお……? と思いつつも、最後の最後でリグレイン妃がかっさらっていったなあという印象でした。冒頭から怒涛のように明かされる裏事情に、すごい込み入ってるな!? と思いつつ読む。
パールが解放されたところはぐっときました。いびつだった兄弟たちがひとつにまとまったのはほっとします。ウーベル帝は哀れな人でしたが、幸せな父と子の光景を思い描いたのかもしれないと思うと、最後にちょっと憎みきれず……。
次の巻ではファンタジー感が薄れてラブコメ的にフェルとクロウの結末が書かれてあるのかな? 読むぞー!
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