読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
それもこれも自分がこんなに美しく生まれついたのがいけないのだ——白雪姫は王宮から遠く離れた森で、怒りまくっていた。灰かぶりは、父を亡くし継母も出て行った商会を賢才で切り盛りする。彼女の笑顔には誰も勝てない。そして眠り姫は魔女の逆恨みを受けて眠り続ける——在りし日に約束をした運命の彼を待ち続け……。
そんな姫君達がとある森で出逢い、自分達で魔女を倒すため手を組むことになったから……もう王子達もお手上げ!? 3組のカップルが巻き起こすラブコメ童話登場!!(裏表紙より)
童話のヒロインたちを思わせるヒロイン三人と、彼女たちを思う王子三人の、打倒魔女の物語。これは一巻ですが、話が終わっていないので、二巻まで読まなくちゃならないということを、一巻が終わる頃に気付きました。
童話のヒロイン、ヒーローたち、それってどうなの! というところを逆手に取った登場人物なので、面白いです。もし彼女たちが本当にメルヘンの下敷きになっていたら、ああいうつっこみどころがあっても納得できるというか。
文章のテンポが独特で、ちょっとケータイ小説ってこういう感じなのかな、というイメージを持ちました。
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