読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
イングランド王家にはトップシークレットが存在する。
それは、海賊ドレークの養い子ジュエルが、実は処女女王エリザベス一世の隠し子である、ということ。けれどジュエルは、自分が王国の正統な後継者だとは知らずに、政敵フェリペ二世を暗殺すべく、単身スペインへ乗り込んでしまった!
女王陛下に忠誠を誓うか、それとも王位を継承して玉座を得るのか。襲い来る無敵艦隊を前に、海の宝石が選んだ運命とは!?(裏表紙より)
歴史を下敷きにした海賊ファンタジー。海賊ドレークとエリザベス一世とスペイン無敵艦隊の時代です。かと言って薄暗くて重たいわけでもなく、実にライトノベルとして明るく走っていくような物語でした。お話としては歴史を追わないといけないので、みるみる過ぎさってしまって、もっとじっくり! と思ったりしたのですが、恋愛成分が微量でも、主人公ジュエルの元気よさと、エリザベス一世のキャラがとても素敵で、楽しかったです。
本当に、エリザベス一世のキャラが素敵なんです。喋り方といい、感情の表し方といい。素敵な女王陛下です。他にも歴史上の登場人物がたくさん出てくるのも、すごく楽しかった。
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