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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ) (創元ライブラリ L さ 1-1)
小説家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。本当に毎日本を読むのである。こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリをはじめ、ガルシア=マルケスの傑作小説、アゴタ・クリストフの自伝、死刑囚についてのドキュメント、茨木のり子の詩集から三島由紀夫のエッセイまで、縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒濤の一年間!(裏表紙より)

読書エッセイ。文庫は、注釈が読みにくいなーと思いつつ、楽しかった。まったく読書傾向が違う感じがして、読みたい本が増える。
執筆についても少しあって、書いている時は本当にそのことで頭がいっぱいなのだなと思う極限感。削るように書く人かもしれないなあという印象は前からあったけれど、裏付けされた気がする。
しかし周囲を囲む編集さんたちが独特で面白い。桜庭さん自身も独特な人だけれど、面白いひとには面白いひとが集まるのだな、と思う。
桜庭さんの話で好きなのが、祖母、母、桜庭さんの三人が揃っている話。お父様の話を実は今まで見たことがなかったので、これを読んで実在したんだ(失礼。すみません)と思いました。覚えているのが、『私の男』のインタビューで、ちょっと怒ったように喋っていらしたのですが、なんとなく桜庭さんとお父様のイメージが薄くて。本読みという血なのか、おばあさまとお母様と桜庭さんの揃った濃さが面白いなあと思いました。
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