読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「俺と結婚してくれますか?」千景に淡々とした態度でプロポーズしてきたのは、ずっと思い焦がれていたハウスメーカーの御曹司・佐山隼。彼はもとは従姉妹の婚約者。叶わぬ恋だと気持ちを殺し続けてきたのに、どうしてこんなことに? 従姉妹の裏切りによって突然決まった結婚。愛する人に抱いてもらえない苦しみが、千景を容赦なく襲って…。「もうだめだ。君が欲しくてたまらない」年月を埋めるかのように深くまで貫かれ——。相手を思うがあまりに切なくすれ違う二人の、雪解けの恋。(裏表紙より)
他人の婚約者だった人と……という話、何故か自分のことを本当は好きなのに間違って婚約した展開が多い気がしていたので、本当に他人と婚約していた人が自分と結婚する話、面白く読みました。
お嬢様の生まれだけれど本家の人間ではないので普通の社員として働く主人公と、生粋のわがまま美人お嬢様の対比、現代社会だとシンデレラ感が強くて面白いな。会社員(血筋はお嬢様)とお嬢様(性格が悪い)。
しかし麗華のやり方がどうにもわからない。プライドが高過ぎるあまり、好きですとも言えず、愛してほしいとも言えなかった哀れな人だったということなのかなあ。隼のことが好きだと言っても結局自分が一番好きだったということか。
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