読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
今井健人は息を呑む。入学式を終えて教室に入った健人が教室で見つけたのは、小学校で少しの間だけクラスメイトだった、そして健人がいじめてしまっていた少女、明日葉待夢だった。
忘れられない苦い思い出に直面する健人だが、当時からちょっと不思議な――だから浮いてしまっていた待夢と、改めて仲良くなっていく健人。だが、彼女に対する罪悪感は募っていく。
謝るということは、自分が昔いじめていたと知られてしまうこと。その気持ちを抱えたまま、待夢と過ごす日々は甘くて、でもほろ苦くて――。ピュアストーリー、開幕!(裏表紙より)
小学生の頃彼女をいじめていた健人。だが彼女は健人のことを覚えていなかった。彼女をいじめる原因になったのは、突然幼児返りしたり、かと思えば大人びたりする不思議な言動のせいだったのだが、再び彼女と親しくなっていくうちに、健人は彼女の中で何が起こっていたのかを知る。
ピュアラブストーリー、という感じのさっくり読めるかわいらしいお話でした。時間にまつわる不思議がからめられていて少しだけファンタジー。いじわるな人が出てこないので、バカップルなふたりを堪能しました。ちゃんと謝れてよかったねえ。
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