読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
中学生ながらMITレベルの論文を理解できてしまう高嶺清麿は、高い学力が原因でクラスに馴染めずに不登校になっていた。それでいいと思っていた清麿のもとへある日父親が遣わしたという謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。記憶を失っている彼は不可思議な言語で書かれた赤い本と、清麿に「友達を作る」目標を携えていた。それは魔界の王を決める、魔物たちの戦いのはじめりとなった。
リアルタイムで見たり見なかったりを繰り返していたものをちゃんと見てみようの巻。このアニメ、もしかして完結までやってないんですね? ブラゴとシェリーと決着をつけずに終わったぞ。
清麿とガッシュがパートナーとして絆を強める初期の楽しい話から、それぞれの魔物とパートナーの話、世界の危機に結びつく魔物とそれを利用しようとする敵対勢力との決戦と、話が進むにつれて深みが増していって、とても面白かった。ガッシュの心の強さに周りが感化されていく展開が熱く、王の座を巡って戦いながら本当に大事なものを守って協力し合う魔物たちがとてもいい。
一番泣いたのはナゾナゾ博士とキッドのエピソード。博士の過去が辛すぎるよぉ……。そんな博士がキッドと一緒に色々なところへ行って戦って、人と出会って、協力し合っていたのは最高に楽しかったんだろうなあ。心が空っぽになって、けれど立ち上がって、最後まで協力してくれるっていうのはアポロもそうだけれど本当に、本当に良い出会いだったんだなあと思えて……。
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