読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ジョージアナ・スペンサーは十七歳になろうかというところでデヴォンシャー公爵の花嫁になった。だが後継を求める公爵と政治と賭け事の世界で遊ぶジョージアナは価値観が合わず、公爵にはすでにメイドとの間に娘がいた。さらに友人となったエリザベス・フォスターと公爵が関係を持ち、ジョージアナと公爵の関係はますます冷え切っていく。
実話を基にした作品。女性に自由がなかった時代の男女のどうしようもなさが描かれていて、見ていて辛い……。
若き花嫁と愛のない結婚。それは多分生涯覆されることはなかったんだろう。作品では子どものことを救いのように描いているけれど、心はずたずただったんじゃないかなあ。夫と愛人と同じ屋根の下に暮らしていてもずっと良き妻ではいられなかったと思うんですよね。ともかくそういう価値観の時代だったんだろうなあ。
貴族の女性の普段の生活とか、暮らしぶりとかを見るのが面白かったなあ。ドレスとか手袋とか、特に寝間着とか、ロマンだわあ。
PR