読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
海洋生物学を専攻する恒夫は、ある夜車椅子の女性を助けたことで彼女の世話をするアルバイトを持ちかけられる。山村クミ子は自分をジョゼと呼べと強要し、可愛らしい見た目とは裏腹に自分勝手で高飛車な言動で恒夫を振り回す。だが外の世界に憧れを持つジョゼに否応なしに付き合っていくうちに恒夫、そしてジョゼにも変化があって……。
原作はだいぶ昔に読了済み。あの頃全然ぴんときていなかったんですが、こうやって劇場アニメーションになるとわかりやすい、というかだいぶストーリーに手を加えて真っ直ぐな恋愛作品にしたんだなあと思いました。大阪の泥臭い感じがまったくなくて、不器用な人たちの爽やかなラブストーリーになってしまっている。
とにかく画面がきらきらして美しく、登場人物たちは不器用に真っ直ぐ。だからハッピーエンドは確定しているようなものですが、最後の自作絵本の読み聞かせシーンはちょっとぐっときちゃったな……。べたべただからこそいいよね!
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