読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
4月。6年2組の担任教師は、生徒たちに子ブタを見せ、「一年間、みんなで飼育して、最終的に食べましょう」という授業を開始する。しかし、卒業が近づくにつれて、クラスは「食べる」「食べない」に分かれ、決着がつかなくなってしまう。
原案は『豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日』。作品とは諸々設定が異なりますが、実際に行われた授業を元にしてあります。
作中の台詞であり、キャッチコピーに「命の長さは、誰が決めるの?」というものがあるのですが、本当に、そうだよな……。食べる、食べないって、何が基準なんだろう、と思う。生かすのか、殺すのか。それを握っている自分が怖いとも思う。というか、名前をつけた時点でもうだめだ……と思いました。
正しい、正しくない、というものはないディベートは緊張感に満ちていて、子どもたちのやるせなさや苛立ちがリアルに感じ取れて、自分の心臓もギリギリしました……。
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