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同じ学校に通う、ケイト、ローズ、レイチェル、クレア。それまで接点のなかった彼女たちは、前日の記憶がないことに気付く。彼女たちを繋ぐのは、死んでしまった友人リーズ。そしてルーラと名乗る女が現れ、告げたのは、彼女たち四人がすでに死者であり、その命はかりそめのもので、戦わなければならないということだった。

体温が低く、傷を受けてもすぐに治癒する、生者と死者の中間の存在になった四人の少女たちが、共通の友人の死の真相と、自分たちがいる島に続く呪いと戦いに身を投じていく物語。舞台は合衆国の島、ルーズベルト島。アニムスと呼ばれるよみがえりの女性たちと、死ぬと狂人と化して獣のようになる一族ドロルが存在しています。ゾンビものかと思いきや、さほどゾンビしているわけではなく、死者でありながらも学校や恋や家族、友人をどう大事にしていけばいいのか、と思い悩む少女たちの心の動きがメインかなあ。
接点のなかった四人が、自分の死を乗り越えて戦って、仲たがいしたり思いやったりしながら仲良くなる、っておいしすぎます。その中でそれぞれ大事なものがあるっていう描き方もすごくいい。彼女たちのかりそめの命は、戦いの終わりとともに永遠の命となり、それまでの記憶を失うという真実が明らかになるのですが、それでも生きていたいと願う彼女たちが尊すぎる。女の子の、生き汚いかもしれないけれども強い願いを持って戦う姿は、かっこよくて素敵だ。「何度でも殺してやる」と言われて「何度でも生き返ってやる」の台詞は熱かった……。
作中、登場人物たちが突然歌い始めるのにはびっくりしましたが笑 群像劇って感じで面白かった。
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