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魂織姫 運命を紡ぐ娘 (講談社X文庫)
 安渓村の水華は、紡ぎ場で働く一介の紡ぎ女。繊維産業を誇る白国では、少女たちが天蚕の糸引きに従事する。検番に怒鳴られながら過酷な作業を繰り返す日々のなか、墜死をとげた友の真相を探るかのように水華に接触してくる謎の青年。だが運命の日は突然やってきた。千人を超す紡ぎ女が集められた広場に現れたのは、この国の若き王。機織りの腕を買われた水華は、神に仕え、王のために布を織る巫女に任ぜられる。(裏表紙より)

貧しい村の家の出身で、真面目で決して器用ではない性格だけれど、友人を大事にし、しかし時には揺れることもある、本当にごく普通の少女、水華が主人公。普通というのは正しくは違うかもしれないんですけれども(家族が冷たいとか、贅沢を知らないとか)この子は正しく、まっすぐだけれど危うい、強いヒロインだよなあと思いました。
糸紡ぎに関するいろいろなところが分かりやすく書き込まれていて、糸引きや機織りというモチーフにどきどきしました。いやあ、機織りの巫女姫っていいなあ。そこに王様がふらっとやってくるっていうのもときめきです。
その王様は第一印象が最悪なんですが笑 ここから男前なところが見られるはずなのに、続きが出てないのが悲しい……。友人の死の真相を握っているらしい人物が出てきたところで引きなので、じれじれします。
面白かったです! 続きが読みたいー!
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