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プリキュアたちがフュージョンを倒し、街には平和が訪れる。だが、そのフュージョンの欠片が、街のあちこちに散っていた。転校生の坂上あゆみは、学校に馴染めない、友達も出来ないまま、暗い日々を送っていた。そこへ、謎の生き物と出会う。フーちゃんと名付けたそれは、フュージョンの一部だった。
何故プリキュアか。起きたらやってたからだ。時間が時間なのでちゃんと見ていなかったり、偏った知識だったり(主に大人のおねえさん的な)するのですが、真剣に見て感動したので感想を書きます。
メインのプリキュアはスマプリ。先輩プリキュアとしてよく出るのはスイプリです。スイプリの面子が非常に大人っぽく、先輩! と呼ばれるシーンに悶えました。女の子可愛い。無印、SS、5の面子は顔出し程度。私が分かるのはこの三代ぶんくらいだったので、時は流れた……と思いながら。
話に入り込みやすいよう、主人公(視点の人物)として据えられている、あゆみの設定からしてなかなかキャッチー。転校してきたばかり、友達が出来ない、居場所がない、お母さんは口うるさいなど。周りはみんなプリキュアの話をしているけれど、自分はなかなか会話に参加できない。
それが、プリキュアたちと出会い、フーちゃんは敵じゃないなどと一度は歯向かったりなどする。なかなか勇気のあるお嬢さんで、対して「あれが何なのか知っているの?」と優しく、厳しく諌めるキュアリズムが、凛として可愛いなと思ったりもしました。
変身、必殺技シーンの綺麗さはまさに変身ヒロインもの! という感じで、特にハートキャッチは可愛いです。プリキュアみんなが顔なじみってところも、クロスオーバーもの好きとしてはきゅんきゅんです。
そして、何の力もない、と言っていたあゆみの変身シーンは感動でした。テレビなど見ていると、小さい女の子が「将来はプリキュアになる!」と言っていることと思うと、みんなプリキュアになれる可能性がある、とても素敵な希望あるシーンだったので……。そういう風に夢を与えるってことを目指して作ることはすごい、と心底思いました。途中「劇場で配ってたんか……」と、子供心を刺激するロッドをみんなで振ろう! なシーンもあり、子ども心に向けて一生懸命作ってあるところがすごくいいなと思います。
というわけで朝から非常にいい映画を見たなと思いました。プリキュアは全部通して見たいなと思うんですが……カプ萌え的に5くらいは……最後に大人として非常に残念な言葉を発しましたが、面白かったです!
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