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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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なかよし、りぼん系のコミックスは、小学生のときから持っている本なので、ずいぶんくたびれてますが、今日に至るまでたくさん読みました。最近は白泉社系が多いですが、根本はここだなあと思っています。
合わせて、中山星香さんのファンタジーからは多大なる影響を受けました。子どもの頃にずっと繰り返し読んでいて、ああいう妖精がいて魔の物がいて伝説があって歌があって、という世界観が私にとってすごくなじみのあるものになっていました。

中山さんの本は、調べてみると初期作を結構読んできたみたいです。特に『グリフォン・ガーデン』『はるかなる光の国へ』『フィアリーブルーの伝説』、そして『花冠の竜の国』が好きでした。ので、その前者三つの紹介などしてみようかなと思います。花冠はずいぶん前に書きましたし!

『はるかなる光の国へ』
はるかなる光の国へ (秋田文庫)
少年少女たちが三振りの魔剣を手に王国を救う話。『妖精国の騎士』とつながるお話で、少年少女が主人公で取っ付きやすかったのです。児童文学のような、正統派冒険ファンタジーで、短かったけれど大好きなお話でした。

『グリフォン・ガーデン』
グリフォン・ガーデン (双葉文庫―名作シリーズ)
ダンスに才能ある幸せな少女がある日孤児となり、祖父母のいる日本に引き取られ暮らしていたところ、外国から「グリフォン・ガーデン」という映画の主演依頼がきて……。
いつか王子様が迎えに来て、というようなシチュエーションで、成功していく女の子の話は大好きだったのでした。短いお話だったのが残念。でも好き!

本格的なファンタジーの『フィアリーブルーの伝説』。
銀青色(フィアリーブルー)の伝説 (双葉文庫―名作シリーズ)
森の種族と鳥の種族が存在する森と空のある世界。母親を失った少年は、鳥の種族のリン王女に拾われ、養い子として鳥の種族の元で成長する。王女にエル・ファリドと名付けられた少年は、自分が森の王の血を引くと知り、リンと別れ、森の種族と鳥の種族を結びつけるために行動していくが。
この王女、リンは長寿で、森の王のエル・ファリドは彼女の元で大きくなり、彼女に恋するようになります。長寿種と短命種の悩みというのが、もう……! リンにとって、いつまでたってもかわいいエル・ファリドというのが、切なくも暖かい愛なのです。
今調べてみると、文庫版は後日篇が加わっているんですね! うわ、読みたいー!(じたばた)



フィアリーブルーは、絶対お好きそうな方が何人かいるぞ……と思っていたら思わず長文になりました。
種族差もいいですが、伝説の剣もいいですよ! サクセスストーリーもいいですよ!
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Author:月子
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