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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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過労死寸前でブラック企業を退職したアラサーの私は気づけば妹に唆されるままにバーチャルタレント企業『あんだーらいぶ』所属のVTuber神坂怜となっていた。「VTuberのことはよくわからないけど精一杯頑張るぞ!」と思っていたのもつかの間、女性ばかりの『あんだーらいぶ』の中では男性Vというだけで視聴者から叩かれてしまう。しかもデビュー2日目には同期がやらかし炎上&解雇の大騒動に! 果たしてアンチばかりのアラサーVに未来はあるのか!? ……まあ、過労死するよりは平気かも?(Amazonより)

あまり配信者系のものって読んでいないんですが、こちらは一人称ながら、掲示板っぽい書き方ではないのが新鮮でとても面白かった。一人称でネットスラングやミーム混じりに滔々と地の文で語るのって勢いがあって好きだ。時々専スレのやり取りが挟まるのもリアリティがあってよかったな。
ブラック企業を退職した主人公、V名を神坂怜。色々とハイスペックながらそれを活かす仕事につけないらしく、視聴者たちからはVTuberには無駄な能力と言われるような状況。過労死するよりまし、と視聴者数の伸び悩みも度重なる炎上もそれなりに受け流しつつ、先輩や後輩たちを気にかけている。そんな彼を、実は周りは放っておけず……?
こういう不遇主人公辛いな!? ちゃんと報われてください! 助けられた人たちはちゃんとわかっているので、神坂にちゃんと好意を示してくれているところにほっとしますが、それにしても……。
面白かったし、報われてほしいので、めちゃくちゃ続きが読みたくなりました。
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鷹央と小鳥遊。
二人の医師、運命の出会い。

新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!

大学病院で外科医のキャリアを積んでいた小鳥遊優は、内科医への転科を決め、天医会総合病院の門を叩く。
そこで彼を待っていたのは、日本最高峰の頭脳を持つ天才医師・天久鷹央だった。
だが、傍若無人で患者との会話もままならない彼女に小鳥遊は困惑し……。
やがて起きる院内の殺人と、数々の謎。現役医師が描く医療ミステリー、出会いの物語。書き下ろし掌編「白い粉の秘密」収録。(Amazonより)

二人の出会いと最初の事件のエピソード。いかにして小鳥が鷹央に振り回されるようになったか、という過去編ですね。一冊まるまる一つの事件なので読み応えがあって面白かったです。
だいぶ振り回されているけれども、やっぱり小鳥は優秀なんだなあ。なんだかんだ自分の業務のほかに救急で仕事しちゃってるもんな……。
鷹央が自分自身の性質を正しく理解して、大事なときに「空気の読めない」振る舞いをしたくない、周りを傷付けたくないというのがやっぱりぐっとくるというか、生きづらさを感じて切ないというか。生きづらさって本当に人それぞれなんだよな、という気持ちになります。
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騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。(Amazonより)

王女だった前世、大聖女としてとことん利用された挙句、恐ろしい死を迎えた彼女は今世では騎士の娘フィーアとして生まれる。しかしあることをきっかけに、前世と同じく聖女の力を使えることを自覚するが、聖女になりたくないあまり、その力を利用して騎士となる。もちろんその不審な動きに周囲が気付かないはずもなく……。
失われた力をいまなお使うことができる最強の少女がそれをひた隠して、結局溺愛される話、でいいのかな。王女だったらもう少し知識とか立ち振る舞いを記憶してそうだけど、フィーアがだいぶあほの子で……この先格好いいシーンはあるんだろうか。
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帝都で、皇子たちが《悪しきもの》の災厄により次々に落命したという。末の皇子、志貴を除いて……。しかも終也の友人・恭司は、事件への関与を疑われ逃亡しているといい——!? その報せを受けた真緒と終也は、恭司が逃れた可能性の高い禁足地・天涯島へと急ぐ。そこで待っていたのは、国の存亡にも通じる哀しい真実と夫婦の絆を試すかのような厳しい現実で……。
和風花嫁物語、緊迫のクライマックス!(裏表紙より)

成長が楽しみって言ったけどもさあ! なラストを迎えた第四巻。いやもう、守るべきものができたヒロインの強さよ……。
何故帝が神有を厭うのか? という謎の真相がきつい。人の世界の醜悪さと、誰かを思う清らかさと、もつれにもつれた関係。どうしてこうなってしまったんだろうと途方に暮れてしまう。それが結局子どもたちというか次の世代に及んでしまうのがなんとも。
健やかな強さを見せるようになった真緒が何を成し遂げるのか、次巻が楽しみです。
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真緒は終也と共に、二上の領地《白牢》を訪れる。二番様を有す二上家の当主から十織へ、病床の妻のために死装束を織ってほしいと依頼があったのだ。妻を想っての依頼だが、当の本人はこれを頑なに拒否している様子……。真緒は夫婦が互いに納得できる方法を、懸命に探っていく。他方、白牢には《悪しきもの》による傷を癒すため逗留している先客がいて——!?
「どんな未来でも、真緒は僕の隣にいます」(裏表紙より)

二人にとって夫婦とは? を考える第三巻。
真緒がこの世のことも人のことも神様たちのこともよく知らないので、開かれた世界を真っ直ぐに見つめて自分なりに受け止め、考え、自分のものにしていくところがとても清らかで眩しい。
神有の人たちも、神に近いからその性質が強く出て怖いところを見せながら、愛した存在に対して不器用ながら情を尽くすところが、悲しくも愛おしい。
それだけに、人と人の関わりのどろどろしたところが多い世界だ……というのがわかってきて、なんというか、人の世界だなあ! と。
真緒がだいぶしっかりしてきて「真緒さん」という感じになってきたので、彼女の成長も楽しみです。
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《神迎》のため帝都に向かう終也と共に、真緒は初めての遠出をすることになった。帝都行の鉄道の中、真緒はひどく懐かしいような不思議な夢を見て——!?「お前の目は特別だから、きっと冬の天の川も見えるだろう」「ともに還ろう、——」隻眼の青年との出会いから明かされる真緒、出生の真実とは……! それでも旦那様の隣に……和風花嫁ファンタジー、待望の第二巻。
帝都で、仲睦まじい二人を引き離す出来事が……!?(裏表紙より)

先祖返りに愛された機織りの和風マリッジロマンスファンタジー第2巻。
神の気質が強く出ている終也が、それを大いに発揮して真緒を自分のものにしたという、とても神様らしい事実が判明した1巻でしたが、第2巻では切られた縁が誰のものであったかがわかるお話。
真緒のルーツもわかりますが、なんというか、なるべくしてなったというか、たとえ縁を切って新たな縁を結んだのだとしてもそうあるべき結婚だったのかもしれない、なんてことをふんわりと感じさせるなあと思いました。変わりゆく時代の中心に二人がいるのか、それともひっそりと影のようにそれを見守るのか、これからどういう選択をしていくんだろう。
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幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る神=十番様を所有する神在の一族、十織家の当主・終也に見初められ、真緒の名をもらい、運命は動き出す。「迎えに来ました——僕と結婚してくださいますか?」虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……?
街一番の機織り上手を、領主の花嫁とする——(裏表紙より)

神々とその血を引く者たちがいまなお生きる、過渡期の和風世界を舞台にしたファンタジー。「街一番の機織り上手を花嫁とする」のがとてもシンデレラ。
機織りの腕だけを求められて叔母や祖父母から幽閉され、外を知らない真緒なので、はっきりとした年齢もわからず、言動もとても幼い。けれど聡明で、自分の考えを率直に口に出すこともできる性格のおかげで、物語はさくさくと進む。普通ならものすごく重くなりそうな終也の正体も、真緒だからこうなったんだろうなあと思わせるものでよかったな。
そして真緒に美しいものだけを見せたいと考え行動する終也の、彼の本質が垣間見えるところにぞくぞくしました。なんだかんだ言ってもやっぱり先祖返りだし神様の一部なんだな……とその恐ろしさにぞくぞくにやにやしてしまった。
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“ダンチュー先駆者”の一人である著者は、「料理とは愛情ではない。技術である」と言い放つ。なるほど、日常の家庭料理にいちいち愛情に介入されては、美味いものも不味くなり、迂闊に食べちゃいられない。まずいものはまずいと言いたかった諸君、まず、その前に自らも台所に立ってみることをおすすめする。超初心者のための男厨料理入門、超指南書。(Amazonより)

家事は女の仕事という考えがまだ残る頃に、男性ながら厨房に立つ著者のエッセイ。男性だから、という理由で料理をすることがないけれど、基本的に器用で要領がいい人が、料理をすることや献立をだいぶ理屈っぽく解説しているもの。
基本の味付けってだしに当たるものを変えればすべての料理に流用できる、と思っているので、それを文章化するとこうなるんだなという内容。ただ、出版年月日が1999年10月のものだからか、だいぶ大雑把だと感じる部分も多くて、自分一人で食べるならいいけれどその料理を家族や人に出さないでね……と思ったりもしました。
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鷹央先生、
これまで本当に……。

天久鷹央のもとで内科医として「診断学」を学ぶ小鳥遊優に、派遣元の純正医大医局から突然の通達が……。
驚愕し、激怒する鷹央だったが、通達の理由を調べたところ、
とある総合病院を舞台に起きた「密室殺人」の存在が明らかになる。タイムリミットはあとわずか。
果たして、天才医師は「密室で溺死した男」の謎を解明できるのか。
書き下ろし掌編「小鳥遊先生、さようなら」収録。(Amazonより)

今度は小鳥遊が呼び戻されることに、という第三巻。鴻ノ池をはじめ、他の登場人物たちが言うように、小鳥遊も鷹央もそれぞれ成長しているんだなあとしみじみと思った。一緒にいる人からいい影響を受けられるのは素晴らしいことだ。
「拒絶する肌」はわりと早い段階でもしかして……と想像できるだけに、こういう症状が出る人は本当に大変だな……と思いました。こういう可能性があると知っておくのが大事だな。
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病棟に現れた「天使」
謎めく事件の真相は?

書き下ろし掌編を追加した完全版‼

小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ……。魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。なぜ? そして事件に秘められた「病」とは? 現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作! 書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。(Amazonより)

涙なくしては読めないエピソードが収録された第2巻。
医師としては超人的なのに、情緒や空気を読むことに関しては人並み以下の鷹央が、医師としては失格だと言われても仕方がないくらい患者の死に怯え、必死に寄り添おうとするところがな……。傍若無人だけれど人の心がないわけじゃないのが、彼女の魅力なんだろうと思う。
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Author:月子
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