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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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沙漠の国で大統領が暗殺され、内閣は総逃亡。「仕方ない。私たちで国家やってみる?」立ち上がったのは、日本人少女ナツキをはじめ後宮の少女たち——。ハードな今日を笑い飛ばし、明日へ進み続ける彼女たちが、最後に掴み取るものは!?(帯より)

力強くて素敵なタイトルだなあと思っていたんですが、中身も大変素敵でした。これは少女小説だと思う!
紛争で両親を失った日本人少女ナツキ。チェチェン出身で将来有望で聡明なアイシャ。面倒見がいい姉御肌のジャミラ。後宮でありながら女性教育機関として機能するここアラルスタンで暮らす少女たちは、現大統領を支える若衆となるはずだった。大統領が暗殺されるまでは。
後宮という閉ざされた世界で暮らす(と言いながらも結構自由だ)少女たちの友情と戦い、国を支え守り政治をし、大人たちと渡り合う。場所が場所なだけに大変危険極まりない状況にもなるんですが、強くしたたかな彼女たちは力を合わせて綱渡りをする。
沙漠という国柄のせいか、全然じめっともしていないしアンニュイでもないし、カラッとして、とても明るくて気持ちのいいお話だった。みんなものすごく頭が良くて自分のすべきことをわかっているので、上手くコトが運ぶだろうかという不安はあるんだけれど人の失敗や過ちで台無しになるっていうストレスがなかったんだよな。すごく心が軽くなる読書だった。面白かった。
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世界に冠たる「かわいい」大国ニッポン。キティちゃん、ポケモン、セーラームーンなどなど、日本製のキャラクター商品が世界中を席巻している。では、なぜ、日本の「かわいい」は、これほどまでに眩しげな光を放つのか? 「かわいい」を21世紀の美学として位置づけ、その構造を通時的かつ共時的に分析する。(Amazonより)

2006年の本なので「かわいい」という言葉の持つ意味、認識、捉え方がまったく違うものになってきているだろうけれど、当時はこんな風に見ている人がいたんだなと思って興味深かった。特に雑誌における「かわいい」の伝え方は、なるほどなーと思いました。
しかし、セーラームーンに関する記述が、アニメ本編のみのそれも曖昧な知識で書かれていて、原作にも当たっていないところに思いっきり不信感を抱いてしまいました。セーラームーンこそ「かわいい」を描きながら「かわいい」に対局するものを描こうとしているように思うんだけどなあ。
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戦時中のグラース国に転移した須山一樹は、年下の少年、ルーナ・ホーネルトと恋に落ちた。しかし、長かった戦争が終わった夜、気がつくと日本に帰っていた。それから十か月後、何の因果か、カズキは再び異世界にいた。だがそこは、敵対関係にあったブルドゥス国の王都。しかも、自分が消えた夜から十年が経過していた。行き場のないカズキは、偶然出会った少女リリィが経営する娼館で下働きとして過ごすことになる。二度目の異世界生活に慣れてきたある日、カズキはこの十年で名が知れ渡った「黒曜」という存在を知る。それは、終戦の夜に消えた異世界人の自分が、終戦の女神だと担ぎ上げられたものだった―。(Amazonより)

二度目の異世界召喚。言語が通じないため、珍妙な言葉遣いと奇声をあげるヒロイン。このカズキの一人称が、もうめちゃくちゃおかしい。何度も笑わされてしまった。
そんな明るさに隠されているんだけれども、せっかく思いを通じ併せた人と突然引き離され、戻ってこられたと思ったら十年後の世界。どれだけ不安で押しつぶされそうだっただろう。そしてルーナもどんなに苦しかっただろう。その苦しさはカズキの無茶苦茶な言動とそれに振り回される人々のツッコミで台無しなんですが笑
二度目というわりにカズキにあんまりこの世界の知識がないので、どういう状況なのかほとんどわからない……。がんばれルーナ。がんばれアリス。周りの人たち!
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 身分に関係なく有能な人材を登用し、庚国を発展させた前女帝。その反面、血の粛清は親族にまで及び、それは彼女自身の息子にも向けられた……。
 生き残った現皇帝・明宗は傀儡と囁かれ、国は前女帝派と明宗の姉・西安公主派に分かれて権力闘争に明け暮れている。しかし明宗は、国を思う熱い心を秘めていた。
 そんな彼の前に現れた、没落した地方官吏の娘・紅琳。彼女もある野望を胸に、女でありながら身を立てようともがいていた。
 二人が出逢い偽りを共有した時、国は変革への産声をあげる——!(裏表紙より)

女性でありながら宦官に扮し、傀儡皇帝とさげすまされている現皇帝とともに仲間を集め、困難に立ち向かう中華風ファンタジー。
賢く有能な紅琳に対して、皇帝の明宗は優しく真面目なのだけれどちょっとずれた感覚の持ち主。大丈夫かなあこの人……というのを紅琳が個性豊かな仲間たちとともに支えるんですが、この仲間集めの感覚が楽しいですね。中華風王宮だとものすごく難しいけれどこの本の世界観だからなんとかぎりぎり可能になったみたいな感じがします。阿賀とかね、ばれたら本当にやばいと思うんだよね。
仲間が揃ってさあここから! と思ったんですがいかんせんページが足りなかった……もっと敵側をぎゃふんと言わせてほしかったなあ。
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 皇居の月々の水道、電気代は? 家計をやりくりするのは誰? きらびやかな宮中晩餐会の費用はどのくらい? 皇室費、宮内庁費などを含めた、いわゆる皇室関連予算の総額は二七三億円。私的なお小遣いである「御手元金」から、「御物」「御由緒物」と呼ばれる皇室財産まで。菊のカーテンの向こう側、知られざる「皇室の家計簿」の詳細を、情報公開法を駆使して大検証する。(カバー折り返しより)

ものすごく面倒な構成になっていることがわかりました。慣例に習うとこうだけれど現代の感覚的にそぐわず、みたいなところを少しずつ変えている最中なのかな。神事に国費を当てられないので内廷費を使う、みたいなところをほうほうと興味深く読みました。
最後の方のお礼金等に関してはなんだか週刊誌で取り上げられるような話題だなあと思いつつも、国家予算の使途の透明性という点ではみんながちゃんと知っておいた方がいい話なのかなあ……。しかし窮屈だな、という思いが否めなかったです。
C.H郵便社の自動手記人形として、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの名は徐々に広まりつつあった。ヴァイオレットはある日入院中の少年が家族に宛てる手紙を代筆する。彼が亡くなった日に家族に渡す、という約束を交わして。だがある日宛先不明の手紙の筆跡に見覚えがあることに気付いたホッチンズは、ヴァイオレットが未だ忘れられないでいるあの人が生きている可能性を告げて……。

公開中なので続きから。



ウクライナのオペラハウスでテロ事件が発生、特殊部隊の一人であった名もなき男(主人公)は敵側に捕らえられ、秘密を守り抜くために持たされていた毒薬で自殺を図る。だがそれはこれから始まる作戦のための試験だった。合格した彼は第三次世界大戦を防ぐために未来からやってくる敵と戦うことになる。ミッションのキーワードは「TENET」。

公開中なので続きから。



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近衛騎士・フェリクスが新設された部隊の隊長に大抜擢!! 賑やかな旅路となった新婚旅行の余韻も残る中、突然告げられた辞令に戸惑いを隠せないアウローラ。その一方で、彼女にも隊員たちの衣装に施す刺繍の依頼が! フェリクスたちのために奮闘するアウローラだけど、無理を重ねたことで、フェリクスから刺繍禁止令を出されてしまって……!? 大人気シリーズ、完全書き下ろしの第7弾!!(裏表紙より)

フェリクスが近衛騎士隊の隊長に抜擢された。その意図は、魔術より古い起源を持つ『魔法』を用いる者たちの事件に対処すること。彼らを守るための刺繍を施すことになったアウローラは、少しでも強い刺繍を施すためにその手がかりがあるらしいフェリクスの実家があるアルゲンタムへやってきた。
終わり方を見るに前後編という感じですかね。アウローラは今回は刺繍するばかりでなく、刺繍する目的やその力の意図を自覚的に使おうとする。若夫婦の周りは大変賑やかなんですが事件も不穏さを増しており。この後どうなるんだろう。早く続きが読みたいよー!
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近付く春。ローゼマインに下町組との別れを悲しんでいる暇はなかった。貴族院の一年生が終わり、やることはてんこ盛り。
ルッツと約束した本を増やすことはもちろん、春を寿ぐ宴ではエーレンフェストの政略として、ヴィルフリートとの婚約を発表。上位領地への対抗策を次々に繰り出す。
神官長との魔術具のインク作り、直轄地を魔力で満たす祈念式、ハルデンツェルでは図らずも古い儀式を蘇らせることに……。領地の発展を目指し、下町の大規模な整備まで実施する中、他領の暗躍も活発になっていく。
雪解けに祝福を! 領地に繁栄を! 春の訪れに華やぐビブリア・ファンタジー!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(カバー折り返しより)

引き続きエーレンフェストでの話。婚約発表と春を呼ぶ儀式などの行事を経て、次なるお話への準備段階という印象。いろんな人があちこちで気づきを得たり、鍛えられたりしていて、貴族院の次の年度がとても楽しみ。
しかしこの巻、わりと平穏なので今後にやってくるであろう波が怖いな……。
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「契約する。私に飼われなさい」「愛するようにお仕えしよう、お嬢様」絵画好きな伯爵令嬢リズは、叔父の雇った画廊臨時管理人ジョンに「あんたをくれ」と告げられる。しかし、それは愛や恋でなく、リズが持つ絵画に潜む悪魔を見抜く『至聖の目』が欲しいから。実は悪魔のジョンに、契約を迫られたリズが出した答えは-——自分が悪魔を飼うことだった!?
型破り令嬢と毒舌悪魔の絵画を巡るラブファンタジー!(裏表紙より)

妙なものが見えることに怯えられたことで実家から離れて育ったリズは、年頃になったので呼び戻され結婚相手を選ぶよう母に言われていた。しかしリズの興味は幼い頃の思い出と叔父の影響で絵画に向けられている。するといつもなら見えなくなっていたはずのおかしなものが叔父の画廊で見えるようになり、さらには謎の画廊臨時管理人の秘密も知ってしまい。
象徴と芸術についてのうんちくがたいへん楽しそうだなあ笑 という印象でした。絵画を読みとくシーンになるとリズの関心がぐっとそちらに向くせいかとたんに物語のテンポが変わる。
生きるのが不器用なヒロインが人外のものをめろめろにするのは糸森先生のフェチズムを強く感じます。謎解きはされるものの、リズとジョンの関係が駆け足にまとめられてしまっているのは次の巻でどうにかなるのかなあ。
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Author:月子
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