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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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GOEMON [DVD]
戦国時代。本能寺で織田信長が暗殺され、世は秀吉の天下だった。天下の大泥棒として名を馳せていた五右衛門は、ある日盗んだものの中に、信長暗殺の真実が隠されていることを知らされる。

本能寺の変、関ヶ原の戦い、石川五右衛門などを用いた、ファンタジー戦国時代映画。すごくライトノベルっぽいお話の印象でした。人物の配置とか、関係性とか、新解釈の感じとか。映像がひたすらに美しくて、どこを切り取っても映えるなあとか、ファンタジー感が強くて面白いなあと思いました。紀里谷ワールドという感じ。
あとちょい役でも役者さんがめちゃめちゃ豪華でぎょっとしました。す、すげえ……こんなちょっとだけのシーンでいまをときめく人たちが起用されている……(青年期の誰それ、とか)
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裸足の季節 [DVD]
トルコの小さな村に住む、親のいない五人の姉妹。祖母や親類から面倒を見てもらっている彼女たちは、ある日下校途中に男子と海で遊んでいたところ「ふしだらなことをした」として告げ口され、それ以来学校はおろか外にも出してもらえなくなってしまう。半ば監禁状態で、姉妹は嫁入りの準備をさせられる。姉たちが次々と結婚し、あるいは事件を起こす中で、末っ子のラーレと姉のヌルは逃げることを考え始め……。

閉鎖的、封建的な異国の地での、ごく当たり前の日々を切り取っているのか、これが実際にあることだっていう思い込みはだめなんだけど、あるかもしれないし起こりうるってことを考えると、自分が恵まれていることを実感する。考えられる環境、情報がある環境ってどんなに素晴らしいことだろうか。自由って多分、選べることなんだよな。
子どもが、女性が、人が、閉ざされたコミュニティの中でどうすれば望むように生きられるのかっていうと、逃げるしかないっていうのが辛いな……。外からは変えようがないもんな。家族とか親戚とか言うけど、やってることはほとんど人身売買って感じだ。
姉妹が次々にいなくなる感じは見ていてきつかったけれど、五人姉妹がとても美人だったので眼福でした。
怒り DVD 通常版
残忍な殺人事件が起こり、その犯人が行方をくらませるという出来事が起こり、その一年後。千葉、東京、沖縄という三つの街に、素性のわからない男がいた。風俗で働いていた娘を連れ戻した父親と、彼女と恋仲になった田代。一夜限りの関係を続ける男性と出会って一緒に暮らすようになった直人。高校生の少女と知り合いになった、無人島に住むバックパッカーの田中。共通点は「犯人に似ている」。それが周囲の人間に様々な波紋を投げかけてしまい……。

人を信じるとはどういうことなのか? を鋭く突きつけてくる作品だった。邦画って、こういうテーマでどっしり描くものが多くて、見るのにすごく体力がいる……。
犯人かもしれない人を信じられるかもそうなんだけれど、その周りにいる人たち、たとえば洋平が愛子を信じているかとか、辰哉が誰を信じればいいのかとか、優馬が誰をも信じられないこととか、そういうものも浮かんでくるようで、とてもいい、というか考えさせられる。いやでもやっぱりきついわ……苦しくて痛い……。
犯人の上司が見ていて一番きつかったかな……そんな知ったように、しかも半笑いで語られて、社会や人間関係の残酷さを見せつけられた気がした。だからいびつながらも普通の人らしい人たちの悲しみのシーンが際立っているように思える。
最後、父親に連れ戻された愛子が田代を連れ戻るという展開は救われるものの循環が感じられてよかったし、本当に怒るべき被害者であった泉が心底叫ぶことができて、ほんの少しだけ、救われたような気がした。でも多分、そんな気がしただけなんだな……。
華麗なるギャツビー [DVD]
豪邸に暮らし、毎夜パーティを繰り広げる、謎の富豪ギャツビー。彼の友人だったニックは回想する。彼の過去。何のために巨万の富を築き、誰のためにパーティを開くのか。それは「すべてをやり直すため」だった。

絢爛豪華、派手ではちゃめちゃな話かと思いきや、風刺や哀愁に富んだ切ない恋物語だった。ギャツビーの視点ではなく、親友からの視点で彼のことを語っているというのがめちゃくちゃいい。当事者でないからこそ見える、ひたむきさ、悲しさ、尊さってあるよね……。富と栄光、そればかりを守って大事なものを見失った人たちの中で、確かにギャツビーはその生き様やまっすぐで不器用な心が「グレート」だったなあ……。人生とか成功を面白おかしく書きたてて騒ぎ立てる人たちの中で、大事な人にだけ本当のことを伝えて、そういう人たちを軽蔑して距離をとっていたギャツビー。悲しいし、愛おしいし、切ない。でも本当はギャツビーも含めたみんな、形のないものばかりを見ていたのかもしれないと思うとな……。
転生したらスライムだった件 1 [DVD]転生したらスライムだった件 8 [DVD]
通り魔に刺されて死んだ会社員の男。謎の声を聞きつつ、目が覚めたら異世界の洞窟で、スライムとなっていた。スライムとして転生した彼は、洞窟で出会ったヴェルドラという竜から、リムルという名をもらう。「捕食者」のスキルを持っていたリムルは、洞窟や封印ごとヴェルドラを捕食し、彼を解放するすべを求めて旅に出るが……。

スライムという一見、誰しも最初期に出会うような一番の雑魚キャラに転生した主人公が、実はすごいチート能力を持っていて、人誑しを含めて、仲間を増やしたり国を作ったり人を救ったりする。なろうのお約束めいたものを詰め込んだ作品で、なるほどなーと思いながら楽しく見ました。
キービジュアルなどで人型になっているので、まさか人を食べるのか……と思っていたら、やっぱりそういうエピソードだったか……。第1シーズンの山場でもあって、胸にきました。
原作がどんな雰囲気が気になるので、機会があったら読んでみたい。
残るは食欲 (新潮文庫)
幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓——。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あらおいしい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。(裏表紙より)

いくつか食エッセイを読んできて、阿川さんのエッセイは育ちの良さが滲んでるなあと思う。私にはちょっと違う世界の感じがする。家族の思い出とか、現在の交友関係とか。
でもそんな感じなのに、冷蔵庫の管理があんまりちゃんとできていないところ、親近感があるというかアンバランスで面白いなあ。いや、お嬢様ってことで釣り合いが取れてるのかな。
あなたの料理が美味しいから、これ作って、って言ってもらえると嬉しいのわかるわかる。
まんが クラスメイトは外国人 入門編 -はじめて学ぶ多文化共生-
期待と不安を胸に中学校に進学した翔と歩夢。ブラジルや中国、ベトナムやインドなど、様々な国にルーツを持つ友達と出会い、彼・彼女らと共に、時には泣き、笑い、悩み、考えながら、少しずつ成長していきます。さあ、あなたも二人と一緒に、新しい中学校生活を送ってみましょう。(カバー折り返しより)

2013年の本。震災のことも少しだけ触れられています。
中学校に日本ではない国にルーツを持つ同級生がいて、どんな問題や悩みに突き当たっているのかを描いているのですが、いじめの問題などは結局うやむやにしてあるところがちょっと消化不良だったかなあ。いやいじめ問題に取り組んだ本ではないから、オチをつける必要はないかもしれないんだけど、しかし物語としては解決策を知りたかったというか。
まんが クラスメイトは外国人 -多文化共生20の物語-
あなたの学校に、外国人の友だちはいませんか? その子はどうして、日本にやってきたのでしょう。日本に来て、どんなことを思っているのでしょう。この本を読んで、世界への扉を開けてみてください。(カバー折り返しより)

外国に由来するものを持っている子どもたちが日本にいる事例を、漫画で紹介する。2009年の本なので、いまはもっと多様化していると思うし、震災のこともあって対策も取られていると思うけれど、こういう歴史があるから外国の人は生きづらいというところも見えた気がした本だった。
せいのめざめ
10代の性の知識は自由、かつ大胆不敵。
♂・♀それぞれの立場から妄想と憧れの日々を描いた問題作!(帯より)

益田ミリさんは漫画、武田砂鉄さんは文章で、十代の頃の「性」についてのもやもやや同級生たちとのやりとり、思い出を綴った性教育の本。いまもこんななのかなあ。ネットがある分、かなり幼いうちから色々知ってたりするのかな。
どちらにしても、性についてもやもやしたものを覚えたり、仲間内で騒ぐことは、誰しも通る道という感じで、リアルに描きながらも肯定感があった気がする。
イバラ学園王子カタログ (一迅社文庫アイリス の 1-1)
マロウル国の女子校に入学した美少女の正体は、亡きキュイ王国のクランツ王子だった!? 目的は女のフリをして次期国王候補の皇子たちを口説き落とし、ある願いを叶えること。呪いで小鳥に変わってしまう護衛のスズラウ卿&友人のミミカの協力で、計画通り彼らと知り合えたクランツ。ところが、皇子たちを狙う襲撃事件に巻き込まれてしまい…!?
女子校なのに王子様がいっぱい? 女装王子と小鳥が繰り広げる冒険ファンタジー開幕!!(裏表紙より)

野梨原節が詰まった、青少年のきらきらわちゃわちゃがやがやファンタジーでした。久しぶりに読むとやっぱりいいなあ。自分の思うことを素直に言って、別にいいんじゃない? っていう多様性が受け入れられる感じ、読んでいてにこにこしてしまう。
女性は出てくるものの、メインは男性、あるいは女装男子。きらびやかなんだけど、ひたすら賑やかで、気のいい仲間たちがわいわいしている。この世界の謎は解決できていないままだけれど、若者たちが世界を変えようとしているところは、最後までわくわくした。
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Author:月子
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