忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[159]  [160]  [161]  [162]  [163]  [164]  [165]  [166]  [167]  [168]  [169
“自称
前世は人並みでしたが(自称)、ひきこもり令嬢の元気を取り戻してみせます!
コスメ会社に勤める英梨は、転生してエリーとして公爵令嬢・アリアンヌの侍女に任命される。彼女に対面しその姿に驚愕。肌はただれ全身喪服姿のひきこもり令嬢だったのだ。肌荒れの原因を探ると化粧品に殺虫剤が仕込まれていると判明!? 前世の知識をフル活用して、ご主人様を美しく&渦巻く陰謀を明らかにしてみせます!(裏表紙より)

侍女のエリーには不思議な記憶がある。「石鹸は泡立つもの」「髪を洗う専用のシャンプーがある」など。だが誰に尋ねてもそんなものは知らない、存在しないという。そんなある日、自分がこことは違う別の世界の人間、コスメ大好き会社員だったことを思い出した。
諸々すごく都合がいい……淡々と話が進むのでさらっと読めるのですが、設定や関係性の変化をもっと深く読みたかったなあ、と思いました。
PR
死者のための音楽 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
愛と恐怖のレクイエム
おばあちゃん、まるで後を追うみたいだったね。病院で、返事をしないおばあちゃんにむかって、話しかけてたよね。「ねえ、音楽は聞こえてる?」おかあさんは、そう聞いたんだ。しわくちゃの手を握りしめて。(「死者のための音楽」より)民話の世界に足を踏み入れたかのごとく、美しく切ない光景が眼前に広がってゆく。子どもたちへの愛と死を描いた、妖しく哀しく懐かしい山白怪談の世界。

教えたこともない経を唱え、行ったこともない土地を語る息子。
古い井戸の底に住む謎の美女。すべてを黄金に変える廃液をたれ流す工場。
身元不明の少女に弟子入りされた仏師。山に住む鬼におびえて暮らす人々。
父を亡くした少女と、人が頭に思い浮かべた物を持ってくる奇妙な巨鳥。
生まれつき耳の悪い母が魅せられた、死の間際に聞こえる美しい音楽。
親と子の絆を描いた、懐かしくも幽幻な山白朝子の怪談7篇。
(裏表紙より)

面白いってこういうことを言うんだよなあ! という気持ちで読む。いい短編って心が潤うわ……。
ホラーだったり幻想的だったりといういろんな要素があって、後味がいいわけではないんだけれども、お話としてやっぱりすごく面白くて、ぞわっとしたり息を飲みくだしたり、すごく楽しかった。
どれもそれぞれすごく好きなんだけれども、読み始めて「めっちゃくちゃいいなこの本……」と思った教えたこともない教を唱える子どもの「長い旅のはじまり」が一番好きかもしれない。
毒草王子と臆病姫 (一迅社文庫アイリス)
第三王女なのに王位を継ぐことになったエリザベス。彼女はある日、隣国の第四王子トーマスと突然お見合いをすることに! 自分に自信がない彼女は、きっと彼は玉座を奪いにきた敵なのだと思い込んでいた。絶対に負けないと、エリザベスは怒りに燃えていたけれど……。想いが空回りしてとんでもないことを言ってしまったせいで、トーマスの恋心に火をつけてしまい!?(裏表紙より)

のんびりほのぼのしたお話。この設定だとテンション高めなラブコメになりそうな気配なんですけれども、全体的にまったりとした空気で、エリザベスの空回りを遠いところから眺めている感じ。
エリザベスとトーマスもそれなりに癖のある人たちなんですが、お付きの人たちも掘り下げたら面白いエピソードが出てきそうな感じがしたなあ。
ひさしぶりの海苔弁 (文春文庫)
春の終わり、にょきにょき伸びるアスパラガス。真夏に囓るきゅうりの爽快さ。目にしみるさんまの煙に秋の到来を感じ、酉の市で手に入れる切山椒は歳末の風物詩。おつな味、いまの味が記憶の扉を開く。惜しくも急逝された安西水丸画伯のイラストも大増量! 食を愉しみ、食を哲学する絶品エッセイ特盛83篇をご賞味ください。(裏表紙より)

平松さんのエッセイは、お店で食べるものやちょっと珍しいものや贅沢なものがすごく美味しそうに感じられるんだよなあ。いいなあ豊かな日々だなあと思って羨ましくなる。どちらかというとがつんと胃袋や食欲を刺激する食べ物がよく登場する気がしていて、うっかりしているとお腹がぐうぐう鳴ってしまう。お腹が空いた!
こいしいたべもの (文春文庫)
母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのペヤング……。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか?優しい視点でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。(裏表紙より)

ノスタルジー溢れるエッセイだった。家族で食べたもの、学生時代の思い出……そうした思い出と結びつく食べ物、私にもあるなあ。自分の世代よりも昔のことなのに、なんだか知っているような気がして懐かしい気持ちになりました。
魔法卿城の優しい嘘 銀の執事と緋の名前 (角川ビーンズ文庫)
母を亡くし行き場のないジェーンは、魔法卿・コーネリアスの城でメイドをすることに。〈魔法使い〉という異端を集め、悪名高い城で待っていたのは凄腕の毒舌執事・ジョンだった。「彼女の手は不要です」——なぜかジェーンに否定的な彼に認めてもらい、ここで居場所を見つけるしかない。そんな中、ジェーンの“ある秘密”にまつわる事件が!? 第16回小説大賞優秀賞&読者賞W受賞作。読むと、誰かに優しくしたくなる物語。(裏表紙より)

柔らかくて可愛らしい、少女向けのお話だったなあ。ちょっとメルヘンで幸せなおとぎ話のような作品だった。
異国の人であった母とこの国の父の間に生まれたジェーン。異国風の顔立ちと母の教えを胸に、ある秘密を抱えて魔法卿城にやってきた。このジェーン、賢くまっすぐな性格でなかなかただものではないという雰囲気をずっと漂わせていて、もしかしてと思っていたんですがやっぱりそうか。その辺りの謎にもう少し突っ込んで欲しいと思いながらも、少女が居場所を見つけたり、「優しい嘘」に気付いたりと、ロマンチックで素敵な話だったと思います。
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部「兵士の娘II」
見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー第2章!
書き下ろし番外編、2本収録!(カバー折り返しより)

本を作る仕事が始まったり、髪飾りが商売になったり、少しずつ人と出会い世界が広がる感じがありながら、マインの原因不明の熱がなんだかやばそうという第二巻。
番外編で、マインが麗乃の夢を見ていたことがわかったのがなんだか嬉しかったなあ。やっぱりどこかで繋がってたんだと思って。
世界でいちばん不幸で、いちばん幸福な少女
驚くべき創作意欲に一生を捧げた稀有な作家、栗本薫/中島梓。彼女の担当編集者であり夫であり、いちばんそばにいた最大の理解者である今岡清が、作家の知られざる素顔を交えながら、その挑むような生き方、苦悩そして想い出をゆるやかに綴る貴重なエッセイ集。(カバー折り返しより)

中島梓さんの夫である今岡さんが、中島さんとの思い出や亡くなる前後のことを回想しながら、妻の葛藤を紐解く。
なんというか、こういう夫婦の形もあるんだなあという感じだった。伝説的作家がどんな苦悩と葛藤と痛みを抱えて生きてきたのかっていう壮絶さを感じて、それを間近で見ていた人はこうならざるをえなかったのかもしれない、みたいな。心をすり減らして生きるってこういう人のことを言うのかもしれない。
ジョーカー・ゲーム 第1巻 [DVD]ジョーカー・ゲーム 第4巻 [DVD]
昭和十二年。世界大戦の火種が燻るその時代、日本にはスパイ養成機関「D機関」が存在した。D機関に所属するスパイたちをはじめとした関係者は、各国の思惑が絡み合う各国各地で暗躍する。

スパイもの。原作は未読ですが、アニメはだいたい一話完結で見やすくて面白かった。任務をどう達成するか、窮地をどう切り抜けるかのはらはらどきどきが楽しかった。こういう連作って登場人物や状況の照合が面白くて好きです。
スパイものなので基本的には裏切りや騙しがあるんですが、その中でもわずかに光る真っ直ぐさや純真さに胸を打たれる。人を疑ったり、騙したりっていうのは時々しんどいなーと思うこともあり。
D機関の彼らの行く先ってどこなんだろう。原作読んでみたいなーと思いました。
テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.8【最終巻】
夏休みの自然学校に参加した十五人の子どもたちは、近くにあった洞窟に足を踏み入れた際、ココペリと名乗る謎の男と出会う。ゲームをしようと持ちかけられてそれに乗る子どもたちだったが、巨大ロボットの中に乗り込み、同じく不可思議な巨大ロボットと戦う場面を見る。だがそれは単なるゲームではなく、自分たちの命と地球の存亡をかけた戦いだった。

主題歌ばかりが記憶にあったんですがこの度見ました。原作は未読。
全員が全員、それぞれ事情を持った子どもたちで、そのやるせなさがたまらなかった。戦うと死ぬという宿命がまた重くて、子どもたちがなんでこんな辛い目にあうんだろうか……と悲しくなってしまった。大人たちの思惑も絡んでいて、どうにか幸せになる方法はないのかと。本当に最後まで振り回されて、それに抵抗しながらなんとか前に進んで、という悲哀がたまらなかった。
最後に生き残った子がいたのはよかったけれど、これでいいのかはまだちょっとわからない。うまく消化しきれなかった。
でもとても面白かったです。
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
12 2026/01 02
S M T W T F S
1
5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]