読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

敵国の皇子クロウと“円満離婚"するため、絶賛身代わり花嫁中のフェルディア。仕事に厳しくお金に甘い残念脳勤少女だが、本当は不器用で泣き虫だった!? 養い親ガウェインと彼女の絆を描く過去編のほか、フェルとクロウの離婚バトル【お忍びデート編】など爆笑必至の短編が満載! さらに、山下ナナオ先生渾身の激甘描き下ろし漫画やイラストも盛りだくさんのファン必見スペシャルブック♪(裏表紙より)
7.5巻? でいいのかな。7巻までの出来事や過去の話の短編や中編などの読み物に加えて、キャラクター紹介やショート漫画も入った番外巻です。
こうして読むとクロウはフェルに激甘だなあ……笑 本編は妖精絡みの事件や謎を追う面が大きいので、何事もなくバカップル夫婦として偽装花嫁をやっているフェルの姿が見られて楽しかった。
最後の挿話、ジルフォード兄上が何か妙なのがたいへん気になります。大丈夫かなお兄様……。

イベント会場で残念な出会いを果たした腐女子JK・朱葉(神絵師)と腐男子先生・桐生(信者)。イケメン生物教師としてのオンの顔と、残念なオタクのオフの顔を使い分けながら朱葉とオタ活に勤しんでいた桐生だったが、世はまさに新学期。図らずも桐生は進級した朱葉の担任になってしまい……!?
「早乙女くんの人生からブロックされたら、すごく、困る!」
朱葉の熱烈なフォロワーも学校に入学し大波乱のオタクラブコメ第2巻!!!!!(裏表紙より)
二巻が出た! 嬉しい!
腐女子で神絵師なJKの朱葉。信者のふだせんと微妙な距離を保ちつつオタクライフを楽しんでいるけれど、生徒と教師という関係性はちくりと胸を刺す。そこにさらに絵師と信者という距離も相まって、ああーもうー! じれじれするー!!!!!
作中ではついに三年生になり、新学期早々チャラ男に目をつけられた朱葉ですが、ふだせん隠れられてないよ! 大丈夫かなあ。
続きが読みたい。ぜひ完結まで出てほしい。

『――立ち去るがよい、外部者よ』
ついに辿り着いた、魔法大国ファルサス。しかし世界を害する“異物”と判ざれた雫は、非情にも王・ラルスに剣を向けられる。
ラルスと戦う決意をし、瀕死の重傷を負った雫の一方、エリクは過去を追憶する。自らが殺した、ある一人の少女のことを……。
そして“死者蘇生”の禁呪による事件で国中に暗雲が漂うなか、雫とエリク、二人の運命は分岐点を迎え――。
異世界の秘された“真相”が明らかに! 話題沸騰の大人気WEB小説が大幅加筆修正で書籍化!(カバー折り返しより)
おおー! おおおおおー! 第1章完! って感じの世界の秘密が明らかになったラストで、思わず前のめりになってしまった。どうして言葉が通じるんだろうという第1巻の言葉がここでくるかー!
ファルサス王ラルスの試しに身を賭した雫。助かった後は彼の側付きとしてこき使われるはめに。しかもこの国ではエリクは罪人とみなされているらしい。すれ違う二人だけれど一生懸命な雫はかっこいいし応援したくなる。エリクがいいなと思うと言うところ、そういうの大事だよねと深く頷く。
続き読みたいなあ。出ないのかなあ。Web版を読むか……。

いよいよ結婚を目前に控えた、刺繍好きの伯爵令嬢アウローラと近衛騎士フェリクス。彼の実家であるクラヴィス領に向かったアウローラは、“フェリクスの花嫁”という視線にさらされつつ、式の準備に奮闘する。王太子夫妻もお忍びでやってきて、喜びも忙しさも最高潮! そんな時、彼女とフェリクスを結び付けてくれた、指輪がなくなってしまい——!?(裏表紙より)
第四巻。作中では出会いから二年の時が流れ、ついに二人が結婚!
おめでとうございますー!!!!!
万感の結婚式という感じで、アウローラのこれまでの集大成だったと思います。自分の好きなことを突き詰めて、人と縁をつなぎ、フェリクスにふさわしい自分であろうと一生懸命に自らを磨いて、周りの期待に応えた彼女の、最高の晴れ舞台でした。
妖精が指輪をさらっていったのに対してあくまで常識的にそれを探して、最後には相談すると決めたアウローラが本当に彼女らしくて好きだなあと思いました。無闇に探したり秘密にしたりっていうのがないだけで賢い子だよなあと思う。
また星見の丘の妖精が可愛くて、彼女と話すシーンはなんだか胸にきました。本当に純粋で可愛い妖精さんなんですよ。かわいいなあかわいいなあ……! きゅんとしたしうるうるしました。
楽しい第四巻でした! 面白かったー!

超軍縮時代に突入し、水面下で熾烈な情報戦が繰り広げられる世界。軍隊化する警察組織の中で、戸籍を奪われ死者と同じ扱いを受けながら最前線の戦いを強いられる者たちが、日本にはいた。対スパイ殺人権を持つ特公五係、通称“サクラ”と呼ばれる精鋭集団——その候補生である海棠鋭利は、唯一無二の相棒・御津見珀と共に総理大臣の息子の護衛を命じられる。それは“サクラ”になるための卒業試験であり、同時に国を守る特務でもあった。(裏表紙より)
冒頭の感じから、かつての相棒が助けに来た。お前は俺のメサイアだ、という感じの話を想像していたのですが、本編は二人が相棒になり卒業試験となる任務を受けたものがメイン。お互いのことを相棒だと感じている様子なのはわかったけれど、どちらかというと鋭利の過去の清算についての話なので、二人の離れがたい感じをもっと読みたかった。
重くならず、けれど世界と国と家族について自問自答を繰り返す若者たちのお話で、最後の演説はエンタメらしくて気持ちよかったです。

極道だった実家のせいで、彼氏も仕事も長続きしない緋桜乃は、現在花屋のアルバイト。そこに整った顔に銀縁メガネをかけた男性客が現れた。祖父が義理と人情を守るため、東京下町に立ち上げた会社「NDY企画」への帰還の合図だ。いやいや帰った緋桜乃は、唐突な見合いを強要された上、結婚詐欺の被害者を救済しろと言われて——!? 義理と人情の下町事件簿!
だから、わたしは二代目なんて継ぎません!(裏表紙より)
読む順番が前後してしまいましたが、第1巻。
一話完結のドラマみたいでテンポがよくて好きな作品だなあと思います。「姐」になるところが「きたぞきたぞきたぞー!」と盛り上がるのがわかるので、さくっと読めてすぱっと気持ちいい。最後に菅野さんに気付いてもらえない、がっくし、っていうオチもいいんですよね。
菅野氏も堺氏もだいぶと難ありなので、早く三塚さんとくっつけばいいのになー。

人と獣の姿を持つ不思議な存在、花犬。そしてその花犬を相棒に狩猟をする花操師。花操師見習いのコトナは、過去にあった花犬との辛い別れが原因で、現在の相棒セキとの関係がぎくしゃくしていた。近く行われることになっている、花操師への昇格試験の合格も危ぶまれる中、凶悪な花犬が出没し、多くの犠牲が出たという。それは、かつてのコトナの相棒である花犬ハルシを殺した相手で——!?
きみのおtなりに、ふさわしい自分でいたい——。(裏表紙より)
独特な世界観の民族風ファンタジー。とても可愛らしいお話で、花犬たちが可愛いこと!
犬を使うということと、犬の好物である植物や薬学が詰め込まれた作品で、花を食べる犬って可愛くてロマンチックだなあと思いました。
お話としても、パートナーであること、どういう風に相棒になっていくかにはらはらさせられて、素直な気持ちを伝えて本当にパートナーとなった二人に心からほっとしました。喪失を乗り越えた登場人物って健やかで伸びやかでとても眩しい。
シャリジとスールがまたいい感じで、意地悪なシャリジはともかく笑 スールの人懐っこさにはずいぶん癒されました。
とても可愛らしいロマンあふれるファンタジーでした。

『小説とかドラマって不思議だと思わない? 異世界でも言葉が通じるなんて』
ごく平凡な女子大生・水瀬雫は、砂漠に立ち尽くしていた。不思議な本を拾った彼女は気づけば“異世界”にいたのだ。
唯一の幸運は「言葉が通じる」こと。
魔法文字を研究する魔法士・エリクに元の世界の言語を教える代わり、共に帰還の術を探す旅に出る雫。しかし大陸は二つの奇病——子供の言語障害と謎の長雨による疾患で混乱を極めていて……。
自分に自信が持てない女子大生と、孤独な魔法士。出会うはずのない二人の旅の先、そこには異世界を変革する秘された“物語”が待ち受けていた。
藤村由紀名義でWEB上に掲載以降、絶大な支持をされた大人気WEB小説が大幅加筆修正で、ついに書籍化!(カバー折り返しより)
プロローグ的な第1巻。「緑の少女」って緑=黒髪のことだと思っていたんですが、どんぴしゃりで緑色の髪をしているメアのことだったのかな。
異世界召喚ファンタジーですが、言語の話が結構多くて異文化交流しているシーンがとても面白いです。甘さとは関係なく淡々と旅をしているところにすごく好感を持ちました。またエリクが淡白ながら有能で、知識欲はありつつもわきまえているところがとてもいい。無駄に冷めてたり熱かったりせず、程よい感じで「自分のしたいこと」をちゃんと実行する人間は見ていて嬉しいです。
雫とエリクは何をなすんだろう。サイトの方でも是非読んでみたい。