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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ドリーミング ガールズ! (講談社X文庫ホワイトハート)
 無法地帯シークレット・ガーデンで仲間たちと暮らす少年ユキノジョウは、街で不思議な少女を見かける。カラーコーンを被り、包帯で上半身をぐるぐる巻きにして、執事を従えた魔女ルックの少女だ。
 非日常が日常の街で育ったユキノジョウは見なかったことにするのだが、ある日、仲間で同居人でもあるハイドが自称魔女の彼女を拾ってきて!!
 シークレット・ガーデンに魔女、現れる!?(裏表紙より)

『アリス イン サスペンス』に続くシークレット・ガーデンの二作目。これがホワイトハートから出たっていうことがすごいよなあ(2011年の本です)。
日常から離れた場所、普通とは違う少年少女たち。世界に弾かれながらも自分の力で生きていくみんなのたくましさと、そこにちらりと顔をみせる寂しさがなんとも言えないなあ。
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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~円満離婚に新たな試練!?~ (ビーズログ文庫)
(仮)の旦那様クロウに対し、“嫌われて離婚してこい”から“ベタ惚れさせて離婚しろ”と命令変更を受けた身代わり花嫁のフェル。それってどうやんの——!? と悩みながらもクロウと距離を縮めていく中、突然「来ちゃった☆」と、クロウの長兄ジルフォードがやってきた! しかも彼はフェルに「愚弟が本当に君の正体に気づいてないと思う?」と言い出し……!? ニセ新婚生活、爆弾投下の第6弾!(裏表紙より)

セタンタ王とシレイネ姫とも合意(?)したものの、真相を知らないフェルは「ベタ惚れさせて離婚しろ」との命を受けてクロウに接近中。そこへジルフォードが現れ、クロウが実は身代わりに気付いていることを匂わせてきた。さらに紫龍公の弟まで巻き込んで。
箸休め的なお話かつフェルが「クロウは気付いている」と確信する巻でした。うわーどうなるんだろう! 次でついに身代わり告白か!? もうちょっと波乱がありそうだけどどうなるんだろう。
かっこよくて可愛いジルフォード付きのミゼルカの今後も気になります。お互いに好き合っているのに知らないふりをして割り切っている関係、好きだわあ。
黒猫菓子店初恋日和 (ルルル文庫)
元婚約者にだまされ仕事も家も失った菓子職人のマリエル。助けてくれたのは謎めく青年ジルだった。家事をひきうける条件で小屋暮らしのジルと同居生活を始めたマリエルだが、女嫌いなジルはぶっきらぼうで素っ気ない態度ばかり。ある日、菓子職人復帰のチャンスを掴むため、「若き経済王」と呼ばれる青年実業家の屋敷へ向かうことになったマリエル。ところが彼は、なぜかジルにそっくり!! しかも甘い言葉で接近してきて!? 極上スイーツ・ロマンス!(裏表紙より)

男に騙され何もかも奪われてしまったお人好しの菓子職人の少女と、人間不信と女性嫌いをこじらせた実業家の、べたべたロマンス。あまーい! と叫びました。
実業家のジルベールは、人間嫌いの挙句、隠遁者のジルとして粗末な小屋で暮らしている。孤児の双子を養育しているそこへ、マリエルを助けたことによって疑似家族的に暮らし始めた。このジル=ジルベールの、いつ気付く、どこで気付く? というもだもだが!
マリエルは抜けているようにみえて自分の気持ちをはっきりわかっている子なので、ジルベールにふらつくことなくジルが好きだと思っているところが、非常に好感度高かったなあ。
ちょこちょこ登場する双子の、全部わかってる言動にまたにやにやさせられて、楽しい作品でした。
貴族令嬢アイルの事件簿 (2) 旧図書館の謎と恋のから騒ぎ (富士見L文庫)
 19世紀英国——エリックになりすまし、名門男子校に転入したお嬢様アイル。男子として振る舞っているが、理想の男性“父親”に似た先輩ケネスのことが気になっていて……。
 さっそく旧図書館を根城に発明に勤しむ彼の手伝いを申し出たアイルだが、逆に発明品を暴走させてしまう。そして崩壊した壁から現れたのは……白骨死体!?
 お目付役のウィルの制止も振り切り、真相解明に乗り出すアイル。一方、アイルの恋心を知ったデレクは妙に不機嫌で——。アイルの事件と恋の行方はどうなる?(裏表紙より)

言うほど恋のから騒ぎじゃないですが、少年としてパブリックスクールに引き続き潜入中のアイルは、また事件に遭遇。七人委員会に解決を依頼するも、頼りにならない! と突っ走る。
学校の問題は生徒が解決する。目を瞑ることで穏当にすむのならそれでいい。という考え方もわかるし、アイルの正義感もわかるのですが、若干アイルは自分を認めて欲しいという欲があるからなあ。結果的に白骨死体を見つけたことでひとり犯罪者が裁かれたので、よかったけれども……。
もう少しバレるかバレないかどきどきしたかったなあと思いつつ、学園ものの雰囲気を楽しみました。
世紀末三人姉妹 [DVD] APS-27
2094年12月。なんのための戦いか誰もが見失う戦争が長く続く日本。野田家の三姉妹は東京を離れて稚内に来たが、そこでの暮らしに飽き飽きしていた。チェーホフの『三人姉妹』を原作にした舞台作品。

戦争が続いているけれどなんのために戦っているのか知らない。東京という場所に帰りたいという悲願がある。しかし狭い世界でしか生きていない一家……という原作である『三人姉妹』ほぼそのままな印象を受けたんですが、「三人姉妹」はだいぶと前に一回か二回くらいしか見ていないので、自分の記憶はあんまりあてにならない……。
都会へ思いを馳せながら地方で暮らしている、その鬱屈した感じや、そこから弾かれてしまうであろう一家の荒々しさ、無作法さっぽいものがよく表れていたかなあという気がしました。美しいんだけれど徹底しきれない粗野な感じというか。
やっぱりメイキングを見るのが楽しかったです。見ちゃうよねーメイキング。
維新派 ヂャンヂャン☆オペラ 水街 in Adelaide [DVD]
舟で旅をするタケルは水路に落ちた少女・カナを助ける。彼女や姉のナオらと仲良くなるも、タケルは再び太平洋を西に向かう旅に出るのだが…。(「キネマ旬報社」データベースより一部引用)

維新派の作品を初めて見ました。劇場を作って公演が終わると解体するというのは知っていたんですが、スクラップアンドビルドっていうんですねそれ。
水街はその名の通り、巨大なプールを使って水場を表現していて、すごく凝った舞台でした。水があるとこんな画になるのかあ、と舞台装置の凄さを実感しました。
独特な節回しの台詞。重なる声。そうしたものが見ているうちに酩酊感を催して、最後まで見るとなんだか酔ったような気分になってしまった。最後のシーンなんてなんか……鬼気迫るというか、物寂しいモノクロの世界に赤色が入って、ますます別世界のように見えて。
理解できたとはとても言い難いんですが、すごかった。
ベネディクト・カンバーバッチ 僕が星になるまえに [DVD]
ジェームズは末期ガンで余命残りわずかと診断されていた。残された時間を使って、親友たちと旅をすることにしたジェームズだったが、長い旅によって少しずつ彼らの問題や気持ちが明らかになっていく。そして最後にジェームズと親友たちが出した結論とは……。

自分が余命幾ばくもないと知ったとき、どのように死に場所を選べるのだろうか。生きていてほしいと願う家族や友人たちがいるのはわかっているけれど、モルヒネまで使って生きながらえ、苦しみ抜いて死ぬ人生でいいのか。
そうしてジェームズが考えたのがこの選択で、見届けたのが友人たち。
この旅の感じ、何かに似ているようなと思ったら「スタンド・バイ・ミー」ですね。だからこれは大人たちの、死を見るための旅だったのかもしれない。
劇場版名探偵コナン から紅の恋歌 (DVD) [通常盤]
コナンたちは百人一首の団体皐月会の会長との対談を行う小五郎とともに、テレビ局を訪れていた。ところがそのテレビ局が爆破予告を受け、一度は避難するものの、貴重な百人一首の札を取りに戻った友人を助けるべく、平次と和葉は建物内に留まってしまう。爆破されるビル、取り残された友人たちを助けるためコナンは救出に向かう。これこそ、皐月会と百人一首をめぐる事件の始まりだった。

平次回の映画作品。めちゃくちゃ久しぶりにコナンの映画を見ました。
いやあ、歌に想いを込めるというシチュエーションが素敵すぎて、楽しかったです。あとやっぱり平次の啖呵はかっこよかったわ……。しかし爆破と飛翔シーンが多すぎて、超アクロバティクだった。
百人一首競技の盛り上がりと事件推理が同時進行するの、面白い。
ゲストキャラの紅葉が結構したたかで嫌味な少女なんですが、決して嫌な感じではなく、最後にはちょっとかわいいなと思える思い込みの強さがわかったりなどして、面白い子だなと思いました。
貴族令嬢アイルの事件簿 偽学生、はじめました。 (富士見L文庫)
 19世紀英国——女性の権利拡張に燃えるお転婆お嬢様アイルは、その逸脱した行動によって、ついに女学院を退学になってしまった。
 実家に戻ったアイルの前に、エリックと名乗る病弱な少年が現れる。彼は兄の死の真相を調べるため、アイルの父親が理事を務める学校に転校を希望していた。
 病に倒れた彼の代わりに、アイルは自らが転入すると宣言! しかしそこは男子校で……。
「間違っているのは、女学生をうけいれない向こうよね」
 アイルは、誰にもバレずに事件の真相を突きとめられるのか——?(裏表紙より)

ヴィクトリア時代。女性の権利がまだまだ認められていない時代に、花嫁学校を卒業して結婚するだけの人生なんていや! と問題行動を繰り返した結果退学になったアイリーン。自分ができるということをもっと認めてもらいたいと思った結果、兄の死の真相を知りたいという少年の身代わりになって男子校に潜入。
男装ものの美味しさもあり、パブリックスクールものの美味しさもあり、と楽しい一冊でした。また男性陣が魅力的で、超優秀な監督生(かつ未来の夫候補、であることをアイルは知らない)従兄のウィリアム、粗野な問題児ながらも何かとアイルを助けてくれるデレク、アイルが最も愛する父親ジェフリー卿と声がそっくりなケネスなど、誰といい感じになってもときめくなあという布陣。
学期が終わるまでの潜入とのことですが、今度は何をやらかしてくれるのか楽しみです。
これは経費で落ちません!  ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)
森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができて、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ちこんだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?
だいたいの社員は、入社するとすこしずつずるくなる。(裏表紙より)

「これは経費で落ちません」とざくざく切って捨てる話かと思いきや、意外と経費として計上していた。しかしその裏には人間の小狡い思惑や、小額の横領なんかがある。お金の流れを握る人は影の実力者になるよなあ、というのをしみじみ感じる話でした。
沙名子の性格や暮らしぶりが、ああーわかるーと思う。私はまったく正反対な性格だと思うんですが、数字が合わないと気持ち悪い(そして多いとさらに気持ち悪い)とか、職場においては適切な距離を保ちたいとかプライベートは喋りたくないとか、こまごました「社会人としての立ち位置」がすごーくよくわかるんですよね……。しかしそういう世界で淡々と生きる沙名子は本当に強いなあ。私には無理。数字もお金も触るの怖い。
ちらっと出てくる鏡美月さんが主人公のお話が先行してあるのかな? 会社の偉い人とお付き合いしているようなので、そちらのお話もすごく気になる。
会社における人間のずるさや、男女問わずちょっと変だと感じる性格の描き方などがリアルで、胸が痛かったですがとても面白かったです。
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Author:月子
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