忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[217]  [218]  [219]  [220]  [221]  [222]  [223]  [224]  [225]  [226]  [227
封殺鬼―クダンノ如シ〈中〉 (ルルル文庫)
帝華女学院に潜む闇。その鍵を握ると思われる穂積妙子が、ついに桐子たちの前に姿を現した。しかし普通の少女にしか見えない彼女は、自分がなぜ魔性と呼ばれるのかを知らないという。桐子と清香が学院内で調査を続ける一方で、学院の外では弓生と聖が動いていた。それぞれが得た情報を重ねあわせた時、隠れていた真実が見えてくる——。桐子と清香、そして妙子の恋心にも要注目な第二弾!(裏表紙より)

魔性のものと思われた妙子は普通の少女。桐子が美しい火をまとって見えるといって憧れているらしい。そんな彼女は予知能力があり、赤い糸を吐いた。外界に触れると汚れる魔性とは何か?
っていう面とは別に、桐子の見合い話も進行中。そこで登場したる迦具也さん。この人が実は……ってだいたい想像ついてましたけど狙った通りに出てきてくれてきゃー! って思いました。次巻は志郎と迦具也の対決が見られるかな?
昭和の動乱を近くに、桐子や清香や妙子といった少女たちの恋模様を見ると、可愛らしくて切なくなる。この事件、どう決着がつくのかなあ。
あと上巻でも思ってたんですが、特にこの中巻。めっちゃめちゃ表紙が綺麗! こういう水色と紫の寒色系の表紙ってめずらしい気がします。
PR
封殺鬼 クダンノ如シ 上 (ルルル文庫)
時は昭和初期。陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。しかし軍が絡んでいると見られるそこには、精神に変調を来す生徒が出るという穏やかでない噂が流れていた。自らが使役する二人の鬼、聖と弓生の協力を得ながら噂の真相を探る桐子。どうやら学院の敷地内の塔に潜む何者かが鍵を握っているようだった——。そして桐子の恋に進展!? 全三巻刊行開始!(裏表紙より)

16歳になった桐子。見合い話から逃れるため東京に長期滞在する理由がほしいと情報を集めていたところ、軍が絡んでいるという女学校の話を聞く。能力者の家系の娘ばかりを集めているという学校では、何かが封印されているようで。というわけで、女学校編です。東京の護り、竹取の一族も絡んできて、さてどうなるという上巻。
私、キャンパス文庫版の封殺鬼を読んでいないので、この後どうなるかまったく知らないんですが、それにしても桐子がかわいいぞ。最強おばあちゃんになるのかあ。志郎とも結婚するんだよなあ。どうなるんだろうと続きが楽しみです。
大統領の料理人 [DVD]
フランスの片田舎で料理人をしていたオルタンスは、ある日ミッテラン大統領の専属料理人に抜擢される。女性であることや自由な料理を作ることで他の男性料理人たちから嫉妬されるが、ついに大統領の信頼を得るようになる。

大統領の料理人として働いていたシーンと、その職を辞した後のシーンが交互に描かれます。料理の現場ってすごく閉鎖的で苦しいんだろうというイメージがあるんですが、女性で大統領の料理人ってやっぱり大変だったんだろうなあと。料理を作るのは楽しいって気持ちと、経費削減やら献立の見直し、人間関係のわずらわしさで、心と身体が引き裂かれるような思いをして疲れ果ててしまうのは「これが好きだ」というものを持っている人は誰でも経験することだろうし辛いことだと思う。好きなことを仕事にすることの辛い部分だなあ。
自分が料理人だと思って、何が大事なのかを見極めて行動するオルタンスはかっこいいし素敵だ。何のために料理を作っているのか見失わなかった彼女だからこそ、次へって思えたのかもしれないな。
7500 [DVD]
ロサンゼルス発東京行き、ビスタパシフィック航空7500便。一時的に乱気流に襲われた飛行機の中で、一人の男性が突然死亡する。これをきっかけに乗客の不安が広まり、機内はゆっくりとパニックに陥っていく。

飛行機で突然死でパニックってCoCかな? って思いながら見てました。
登場する人たちがだいたいみんな「もうちょっと落ち着けよ!」っていう人で、感情移入もできないまま話が進んでいく……。不思議な現象が起こっているには違いないんですが、命の危機が迫っているわけではないのに死んだ人間の荷物を漁るってどうなんだ。あんたたちに何の権限があるんだ。という感じであまり好きではない人物像。
びっくり現象は多かったけれど何かに襲われるっていうのはもうちょっと早めにしてもらってどきどきしたかったなあとか思ってたんですが、ラスト15分からどどどっと話がまとまっていくのは楽しかったです。
『ハル』DVD通常版
恋人のハルを失って引きこもるようになってしまったくるみを癒すため、ロボットであるキューイチはハルとなって彼女の自宅兼店で暮らすことに。くるみとハルの記憶を追いながら思い出を重ねていく二人。けれど本当は……。

京都が舞台のロボットと人間のお話。風景の美しさや小物の配置の具合とか、見ていて楽しかったなあ!
ハルとくるみの話はべたべたですが、すごく近未来的な世界だけれど街の風景にほっとしたり人々のつながりに安心したり。尺が足りてない気がしておや? と思うところもあったので、もう一時間くらい長い作品だったら解消されたのかな。
ボタンがすごく綺麗でいいモチーフだなと思いました。最初のばらばらっとボタンが落ちて毛糸玉が跳ねるカット、あれを見てあっと思ったので。
映画プリキュアシリーズ オープニング&エンディングムービーコレクション [DVD]
「ハピネスチャージプリキュア!」までの単タイトルの映画オープニング、エンディングと、オールスターズNew Stage3までの映画のオープニングとエンディングをまとめたDVD。こんなの出てるんだーと思って物珍しさで見てしまった。
こうして順番に見ていくと(映画ですが)、キャラクターデザインや、それぞれの性格から描こうとしていた女の子がわかってかなり面白い。
オールスターズってフレプリからなんですね。3Dモデルのダンスはもう目が離せないくらいぬるぬる動くし、すごいなあ……。プリキュアかわいいなあ! 色(枠?)ごとに、あるいはタイトルごとに揃われると「キマッタァ!」ってなる。
楽しかったです。普通のOP、EDムービーコレクションって出てないのかなあ。
キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX<特別編> [DVD]
大手法律事務所に就職したエル。恋人のエメットともうすぐ結婚する予定。順風満帆な毎日を謳歌していたエルは、愛犬ブルーザーの母親を探すことを思いつく。だが見つかった母犬は化粧品開発の実験に使われようとしており、母犬を守るために事務所をあげて戦おうとするエルだったが、相手会社がクライアントだったことで解雇されてしまう。

動物の権利と動物実験を絡めた二作目。
動物実験を禁止する法律を作るため、奮闘するエル。ワシントンにまで行くけれどもなかなか仕事がうまくいかない。新しい職場での同僚たちは破天荒なエルに批判的で非協力的。それでもめげない、めげてもわーっと泣いた後は気持ちを切り替えて次へ進むエルはすごいなあ。調子がいいっていうのもあるんだけれど、基本的に彼女が言っていることは自分の気持ちに正直なもので、がんばれーって思うんだよなあ。
仲間たちが協力してくれるようになって、その熱にみんなが巻き込まれていくところやもっと嫌な敵が登場するところもうまいよなあ。あと1作目でも思ったけれどスピーチがうまい。さすがアメリカ。
今作ではハウザー議員がお気に入り。彼女が社交クラブの元会員だったのには笑ったしよっしゃ! って感じでした。
キューティ・ブロンド(特別編) [DVD]
見事なブロンドの持ち主であるエルは、政治家志望の彼氏から「君は妻には向いていない」と振られてしまう。これまで美容とファッションしか興味がなかったけれど、ロースクールに入って彼が結婚したい女になってやる! とハーバード大学を目指す。見事合格したエルだったが、まったく性質の違う人々に囲まれた不穏な学生生活が始まり……。

ブロンドの女性やアメリカの地域性についてのあれこれを逆手にとったサクセスストーリー。頭空っぽに見えるかもしれないけれど努力していい女になるわよ! というエルのポジティブさが可愛くて気持ちよくて楽しい。義理堅くて大事にするところを間違えないエルはいい子だー。そしてちゃんと見ていてくれる人もいるっていうのがなー! すごくいい。エルならではの知識とラッキーで裁判に勝利して、自分を振った男を最後には見返すっていう爽快感! 楽しいー!
そしてストームウェル教授が厳しいけれど素敵な女性教授でー! 「この人に認められた」っていう気持ち良さが最後まであって楽しかった。
夜の果てへの旅―ブローデル国物語 (コバルト文庫)
成金貴族となって浮かれるノガレ男爵家の中で、長男のテオだけは、貴族の身分に不満を抱いていた。ある夜、家を抜け出して遊びに行ったテオは、世間を騒がす盗賊団・ボワザン一味の若者に出会う。追われる身の彼を救ったテオは、その帰り道、近道のためにしのびこんだ女子修道院で、自分と同じ年ごろの少女・フェリシアに見つかってしまう。彼女は訳あって一生を修道院で過ごす身だった。(カバー折り返しより)

ブローデル国物語の三冊目。シャロンとラウールが出会うよりも前、ノガレ家が男爵になったすぐ後くらいの話。ちょっとだけマルセルも登場。
シャロンとラウールがお互いを知らずに出会っていたってときめきだー! この後結婚するんだからにやにやします。シャロンはまったく淑女の教養が身についていないようでしたが、この後完璧な猫かぶりになるんだよなーと思うとそれもにやにやでした。
お話はシャロンのしたたかな弟、テオと、女子修道院に入っている侯爵の娘フェリシアのお話。十三歳と十歳の恋がいじらしくって切ない話でした。
氷の肖像―ブローデル国物語 (コバルト文庫)
王弟アルフォンスの謀反に加担し、ブローデル王国を逃れたデュヴァリエ侯マルセルとニノンは、エルシリアに滞在していた。エルシリアは、マルセルを覇権争いに利用しようとするが、マルセルはただ様々な夫人と浮名を流す日々を送っていた。恋人のバルデス夫人の前で恥をかかされたモリーナ伯は、マルセルを執拗につけ狙う。一方、アルフォンスの寵愛を受けていたグルーズ夫人が現れ……。(カバー折り返しより)

『翠緑の森の騎士』に続く二巻目。敵として登場していた訳あり主従、マルセルとニノンのお話。いやー、ニノンがむくわれてよかった! ラストまでほとんど二人が接触しなかったのでちゃんと結ばれるのかなあと思いましたが、思いを吐露し合うとあっという間だった。舞踏会で「私の婚約者です」をやるのはロマンです。
ブレイエの粗野だけれど優しいところがいいなあ。恋に関しては完全に当て馬だったので可哀想でしたが、主人と同僚に恵まれたみたいでよかった。
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]