読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

アルテマリス入りした途端に誘拐!? そんな手荒い歓迎を受けたミレーユは、首謀者ジークから花嫁の介添え人である、薔薇の乙女の大役を任せられることに。ところが、シアラン国宝・蒼の宝石が盗まれる。ミレーユは、大公の婚約者としてお姫様ぶりっこ生活を送りながら、リヒャルトに秘密で潜入調査に乗り出す!! だが、時を同じくして、花嫁を狙った陰謀も動いていて!? 国を超えた筋肉バトルも開催!?『婚前旅行編』第2弾!!(裏表紙より)
アルテマリスに到着してついにジークとリディエンヌの結婚式が始まる……と思ったら、シアランの国宝が盗まれた。前巻ではリヒャルトのために行動を慎んだミレーユですが、その思いをこじらせて国宝が盗まれたことを内緒に、独自に捜査に乗り出してしまう。リヒャルトのためなんだよなあと思うと、読んでいてああもう仕方ない! って思えるからミレーユはかわいい。髪が伸びたミレーユの挿絵が誰かと思うほどの美少女ぶりでした。
シアランの兄妹たちも無事再会できてよかったよかった。そろそろ事件が起こりそうで、誰も傷つかなければいいけれど……。
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数々の難題をこなし、リヒャルトと婚約式をあげたミレーユ。アルテマリスでジーク達の結婚式が行われることになり、シアラン妃として出席することに。新婚旅行ならぬ婚前旅行と大はしゃぎのミレーユだけど、その旅路が何事もなくいくはずがない!! 突然何者かに襲われ、護衛とはぐれた挙句、リヒャルトが怪我を負ってしまって!? 二人の結婚までの道のりはまだまだ遠い!? 激甘注意報発令の、新章・婚前旅行編スタート!!(裏表紙より)
アルテマリスへ向かう旅はそう簡単にいくはずもなく……傷を負ったり喧嘩したりでしたが、里帰りしてお母さんとおじいちゃんに結婚を報告できてよかったよかった。
一人で突っ走りがちだったミレーユはかなり成長したなあ、と見ていて微笑ましいです。動き出す前に相手を信頼して、妥協点を見つけながら行動する。でも大事なものが分かっているから走るときは走る。そういうミレーユがかっこよくてかわいいです。
いろいろありながらもあまーい旅でしたが、裏で動いている人たちが気になるなあ。

男に生まれたのに、聖レーミッシュ帝国の皇女として育てられ、今や帝国内外で〈麗しの薔薇姫〉と称されるアレク。異母兄が皇帝に即位したら、普通の(=庶民の)少年に戻れる予定だった。だがいまだ帝位は空席で、「俺の青春を返せっ!」と叫べどもアレクの皇女生活は続くのだった……。そんなある日、アレクに見合いの話が舞い込む。男と結婚なんかできるか、とぶち壊す気満々で乗り込んだ相手の国は、謎の吟遊詩人に呪われていて——。王宮ファンタジック・ロマン!!(裏表紙より)
男に生まれながら女装して皇女として暮らしているアレク。パワフルで有能な養母や後見人や義兄に囲まれながら、いつか庶民に戻る日を待ち望んでいる。宮廷劇だけかと思いきや悪魔祓いも関わってきて、とてもファンタジーでした。
ノエルのイラストが男性に見えて違和感だったんですが、オチまで読んで違和感がさっぱり消えました。
フォント遊びをやっているライトノベル、かなり久しぶりに読んだなーという意味でも、楽しい一冊でした。

「子どもたちに、今、何が起きているのか」を、これ1冊で俯瞰できる、血の通った「現場」のスクールカースト論。
現役中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」とその本質を喝破、「LINEはずし等の現代型いじめ」や「キレて暴れ出す子どもたち」等、リアルなエピソードの背景にあるものを読み解いていきます。
機能する「いじめ対応」とはどうあるべきかを提案する最終章は、教育関係者ならずとも、必読です。今後、本書を抜きにして「いじめ対応」は語れません。(カバー折り返しより)
教師の視点から見るスクールカーストと、それに起因するいじめ、その対応。なるほどできる先生ってそういうところを見てそういう風に対応するのね、と思いました。
スクールカーストを形成する子どもたちのタイプを、自己主張力・共感力・同調力の高低から八つに分類しているのがすごくわかりやすかった。ああ私このタイプの子どもだったなあ、と。
子どもたちだけでなく教師のカーストについても割かれてあり、教師の評価は相対性なんだなあということもわかりました。

「当遊園地は今年末をもちまして、78年の歴史に幕を下ろします」。初めてのデートも、家族の思い出も、プロポーズも、すべてを包み込むように存在していた町の遊園地が閉園する。色あせた時代遅れのアトラクションがひしめくその場所に、思い出を胸に訪れる人々。それぞれの人生が交錯するそのとき、世界は鮮やかに色づきはじめる。楽しいことはいつかは終わる。でも、大丈夫。思い出は消えないから。ファンタジック・ストーリー。(裏表紙より)
遊園地が閉園するその年の12月。そこに集った人々の連作集です。一つの話に登場した人が別のところで脇役だったり通り過ぎたりする。読み進めていくとその人の事情が分かったりして楽しいです。
閉園する遊園地、寒々しい季節、などの設定が近付く終わりを感じさせて、読みながらなんだかしんしんと寂しい気持ちになりました。登場人物もみんな過去を振り返っているし……。遊園地っていうのは思い出が集約する場所なのかもしれないなあ。

光に導かれて異世界にトリップしてしまった梅本詩職。そこは3年前わけあって同居していた青年騎士クラストの住む世界ルティーリアだった。助けてくれた薬屋の青年ロッシェのもとで働きながらクラストに会おうとするが、彼は英雄になっていて——!? 出会うための作戦はことごとく裏目に出て前途多難!
「小説家になろう」で大人気のすれ違いっぷりが痛快な召喚ラブコメ、堂々書籍化!!(裏表紙より)
3年前異世界から現代の地球にやってきた騎士と同居生活を送った過去がある詩織。今度は詩織が彼の世界へ召喚されるも、見知った顔はおらず路頭に迷いそうになる。しかも騎士クラストはいまや英雄と呼ばれて雲の上の存在。果たして再会することはできるのか!
いやーもだもだしました! すれ違うのにじれじれもだもだ。再会できてほっとしました。
散りばめられている設定を膨らませるとすごく壮大なファンタジーになりそうなのに、ほんわりとした優しさがあって、ハッピーエンドでよかったです。

同じ鍵を持つ、ふたり。
だけど心は——。
誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕……気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。(裏表紙より)
朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」飛鳥井千砂「隣の空も青い」越谷オサム「ジャンピングニー」坂木司「女子的生活」徳永圭「鳥かごの中身」似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」三上延「月の沙漠を」吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」の八作品が収録されています。
作家さんの特色が出ていて面白いなあ! あんまりアンソロジーは読まないんですが、たまに読むとほうほう! と発見があって楽しい。
人間関係のいたたまれなさが突き刺さる朝井リョウさんの「それでは〜」がすごい。胸がいがいがするような居心地の悪さがさすがです。
好きだなあと思ったのは三上延さんの「月の沙漠を」。舞台が現代ばかりの中で時代がちょっと古い。誰かと一緒に暮らすということは一緒に生きていくということ、その戸惑いや不安を感じられて好きだなあと思いました。

イケメンと恋に落ちるのを楽しむはずの乙女ゲーム。しかし、ヒナが閉じ込められた乙女ゲームの世界は…トキめいたら即死! ポッとなったら即死! キュンとしたら即死! というまさかの恋をしたら死ぬキケンな世界!
人類史上最高に惚れっぽい女の子・ヒナは、ゲーム開始10分で死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死にまくってしまう。
彼女の終わらない1日が幕をあける!!!(帯より)
乙女ゲームものの皮を被ったサイコパスのお話でした……強烈だった。
主人公のヒナは老若男女、無機物有機物問わず(?)すぐに惚れてしまう性格。小学校二年生までに四百人と付き合ったことがある。友達のお父さんと恋仲になったり、分刻みでデートしたりしていた歴戦の強者。恋愛に関する理性がぶっ壊れたヒロインです。
そんな彼女にかかればごく普通の恋愛乙女ゲーム(でも恋をしたら死ぬ)がめちゃめちゃ無理ゲーに思えてくるのが面白い。彼女に関わったばかりにトラウマを与えられる登場キャラたちが不憫すぎる……笑

不慮の事故に巻き込まれて亡くなった15歳の少女・アズサは、見知らぬ場所で目を覚ました。傍らにはカーゴと名乗る少年。そこは、心残りを抱えて亡くなった者がたどり着く“霧の壁”の向こうだという。知る人もいない世界で、再び“生きる”こととなったアズサ。しかし、そこは武器商人が権力を握る退廃的な町で? 2011年度ノベル大賞受賞作家が贈る、世界と再生の物語——。(裏表紙より)
表紙がとても美しいので手に取りました。
海の上に「霧の壁」と呼ばれる謎の領域が存在していて、調査に行った者たちは帰ってこない。いつしか死者は皆、水葬という形でその霧の向こうへ流される、という世の中。アズサは大火災に巻き込まれて15歳で亡くなり、霧の壁へと流されて、新しい世界で目覚める。
異世界にトリップしたかのような雰囲気だなあ、と街の様子を想像しながら読んでいました。いろんなものがきっとごたまぜになっていて、不思議も存在していて。このお話で起こる出来事を、アズサは巻き込まれる形で、傍観者のようにして見ることになるんですが、少し寂しい雰囲気がある話だなあと思いました。
旧貴族のエッドは核獣を狩る滅核獣師になるため、相棒のラッセと共にスノリ準軍学校で日々を過ごす。ある日、特別教練中に出現した核獣を倒したエッドは、短期留学生のレギの命を救う。それをきっかけに、レギは馴れ馴れしい態度でエッドに近づいてきて……。ラッセの兄であるフォルクは、仲間たちの目の前でエッドに口づけてレギを牽制する。
——女としてみられたいわけではない。ラッセの相棒でいたい。でも彼が何を思ったのか知りたい。
エッドの葛藤をよそに、ラッセを《王》にしようとする計画が、再び動きはじめていた!(裏表紙より)
三笠書房のf-Clan文庫から出た『相棒とわたし』の続編にあたる作品。作者の瑞山いつきさんが同人誌として発行したものです。
エッドに急接近する謎の短期留学生レギの存在により、フォルクが行動。エッドにすれすれのキスをして、女の子として好きだと告白する。思い悩むエッド、揺れるラッセ。果たしてエッドが選ぶのは? というお話で、文庫一冊を思うと短めです。
結果的にエッドもラッセもちゃんと自覚した上に、エッドが、ラッセの相棒でいたいから好きにならないと宣言というもだもだな結末。ああー続きが読みたいなー!! ラッセにどきどきするエッドが見たいよー! 不器用な女の子かわいいよー!
——女としてみられたいわけではない。ラッセの相棒でいたい。でも彼が何を思ったのか知りたい。
エッドの葛藤をよそに、ラッセを《王》にしようとする計画が、再び動きはじめていた!(裏表紙より)
三笠書房のf-Clan文庫から出た『相棒とわたし』の続編にあたる作品。作者の瑞山いつきさんが同人誌として発行したものです。
エッドに急接近する謎の短期留学生レギの存在により、フォルクが行動。エッドにすれすれのキスをして、女の子として好きだと告白する。思い悩むエッド、揺れるラッセ。果たしてエッドが選ぶのは? というお話で、文庫一冊を思うと短めです。
結果的にエッドもラッセもちゃんと自覚した上に、エッドが、ラッセの相棒でいたいから好きにならないと宣言というもだもだな結末。ああー続きが読みたいなー!! ラッセにどきどきするエッドが見たいよー! 不器用な女の子かわいいよー!