読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

「貴様が、わたしを選べ!」「あなただけが、俺の星だ」
国王がついに崩御し、アルは最新の遺言状をエトワール近衛隊の隊長・シャリオから極秘に託される。急展開の事態の中、シャリオが先王の血を引くと知ったアルは暴走し、シャリオ自らに謹慎を言い渡されてしまう。同じ頃第二王子・ソールにより、最悪の形で出生の秘密を暴かれたシャリオは、表舞台に引きずり出され!? 隊長と新米士官の絆が試される最終作戦開始!!(裏表紙より)
少女めいた美貌だけど中身は熱血の少年アルカイド・クレール。彼が星と戴く、正義を貫くエトワール近衛隊の若き隊長シャリオ。シャリオをひたすらに見つめて、正義を貫いてくれ、というアルのまっすぐさに、もぞもぞする反面、「やっぱり…………好きー!!!」って叫んでしまう台詞やエピソードが満載で、最後まで顔を覆いながら、胸がいっぱいになりました。自分を貫く人はかっこいい。
そして、ソール王子の闇が悲しい。深くて、重くて、寂しくて。彼も星が欲しかったんだなあ。
熱血でまっすぐ、なだけだった少年アルが、近衛隊隊長になった姿にもにやーっとしてしまいました。そこで大人の余裕を滲ませるのが、にくい! 好き!
台詞のかっこよさがしびれるシリーズでした。楽しかった!
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自分が我慢すればいい。戦うのは嫌だ。傷つきたくない。そういう気持ちが大きいんだね、と人様に言われたことがあって、この本を薦められたので読んでみた。
とにかく「自分を大事にしなさい」ということが書いてあります。怯えながら相手に接していると、それは相手に伝わっている。自分は悪くない、相手が悪いんだと思っているのは、向こうも同じこと。
だから、自分中心に物事を考えなければいけない。しなければならないからやるんだ、ではなく、やりたいから、やる。自己中心的とは少し違う感じで、自分が気持ちのいいやり方で自分のことを大事にする方法をとればいいのかな、と。
まあ、すべての人が同じ考え方が出来るわけではないので、最終的に「私がこんなにやってるのに!」とイライラしそうな気もするんですが、自分の人格形成は、自分が原因でないということがよくわかった。家族に「やり返せばいいのに」とか「それは無理だからやめておきなさい」というようなことを言われ続けるのはいけないらしい。

『ジェネラル・ルージュの凱旋』で屈指の人気を誇る救命救急センター部長、速水の短編三部作が登場! 単行本に収録されたジェネラルの原点「ジェネラル・ルージュの伝説』に、新たに書き下ろした「疾風」とその後の物語「残照」を収録。さらに、大幅加筆したエッセイや自作解説で、創作の秘密を惜しみなく明かします。巻末には全作品を邑楽下年表&登場人物リスト330&用語解説辞典付き!(裏表紙より)
本編はジェネラル・ルージュまで読んでます。新聞か何かで、海堂さんは、一度書き上げた作品は最初から何度も書き直して全編推敲する、みたいなのを読んだ気がして、エッセイが収録されているならどんな風に執筆活動されているのかな、と思って手に取ってみました。
この方、めちゃくちゃ書くの速いんだなあ……ということが学べました。日記みたいなエッセイが収録されているんですけれども、他のことをしながら執筆して、期日までに上げて、週刊連載も持つことがあって、みたい忙しい環境って、すごく頭のいい人だからこそできることなんじゃなか、と思いました。
短編は、やっぱり「伝説」が面白かった! 顔色が悪いから口紅を引きなさい、というのは前に読んだ時もすごく印象に残っていて。速水の凄まじさと、けれどその若さが引き立った物語だった。
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何もない白い部屋。あるのは、クイズの解答ボタンだけ。突然その部屋に放り込まれた男女六人の共通点は、中学の時、同じクラスで同じ班だったこと。その時、謎の声が響き、何かの解答が部屋の扉を開けると告げられる。かくして、六人は正解の問題と解答を導き出すため、共通点を探しはじめる。やがてそれは、過去の事件の告白へとつながり……。
密室もの。話そのものは「この部屋から出るために、解答を言う」という目的のシンプルさなんですが、出ているのがザ・プラン9とアジアンの二人なので、途中で大喜利大会みたいになったりするのが楽しかったです。演じている最中の、寒い感じになった時に芸人として素に戻るのが好き笑
感想を検索していたら、下ネタ連発できつかったと書いてあって、確かにだめな人はだめだったかもと思いました。一人が官能小説家なので、それ関連でちょこちょこ交えてくるから……。大人のあれそれな話はきつめに感じましたが、その他は中学生男子レベルの下ネタだったと思います。男って(女も)、バカだわーという。
過去の事件について話しながら告白する、というのは、おっもしろいなー! と思った作品でした。

美しい容姿をしながら、男にも恋にも興味がない少女ルシア。だが領主の娘ヘレナにそっくりだったことから、病気のヘレナの身代わりとして敵国の領主ローアルに嫁ぐことに。しぶしぶ旅立つルシアだったが、今度は旅の途中、ローアルに恨みを抱く盗賊の青年オレグにさらわれてしまう! ルシアの正体を知らないオレグと過ごすうち、次第に奇妙な感情を覚える自分に戸惑うルシアだったが——。(カバー折り返しより)
私の乙女心にホームランを打ってくれました。こんなヒロインの! 恋愛ものを読みたかった!!
読み書きができ、本の虫で、弁が立ち、尊敬する亡くなった父の治療師としての仕事を継ごうとする美しい少女ルシア。頭がいいのに世間知らずなところが最高にいいヒロインです。戦うことと支配することしか頭にないらしい男たちに、真っ向から物を言うし、どんなに従わされようとも諦めない。治療師としての腕も抜群で、しっかり信頼を勝ち取ってしまう。
その分、ヒーローのオレグがちょっと子どもっぽい。復讐心に囚われていて(その理由は二重に存在するのですが)、もう少し人を大事にしたり思いやったりする心を……無理かーそうだよなー復讐のために育てられたのがなー!
脇の人たちもすごくいい味出してるので、あちこちが放りっぱなしで終わったしまったのがすごく残念……だったのですが、続きがあるんですね!? 読もう読もう。
副題から、これは転生ロマンス的なあれなのかと思ったら、この巻はぜんぜんそのことには触れられなかった(後半はどうやら関係あるらしい?)
たいへんときめきました。中世西洋なにおいのする、いい恋愛ファンタジーだ。

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コレットを連れ去ったユグドラシル。オリジンとの契約を破棄するためにトレントの森へ向かうクラトスとユアンに送り出され、ロイドたちは救いの塔を目指す。だが、コレットの身体にマーテルが降ろされ……。
最後の戦いだけでDVD二巻分の量だったのでちょっとびっくりしつつ。おーこういう風にまとめたかーと思った最後でした。これだけでもそれなりにまとまっていたかと思うのですが、ゲームは本当に、主要キャラのエピソードをきちんと段階を踏んで見せてくれていたんだなあと、その凄さを改めて思い知らされました。
OVAは、ゲームの内容を全部やってきたわけではないので、そのなくなったシーンが積み重なってこの最後に至るというのが薄くなっていて本当に残念だったのですが、そのゲーム本編でやらなかったところを書いていてくれたり、もうちょっと詳しく、とか、別の見方で、みたいなものを取り入れてくれていたように思って、ゲームをやった身としては大変美味しくいただきました。
何がっていうと、ロイドとクラトスのこととか、古代英雄組のエピソードとか!
クラトスのせいで夫婦好きを自覚した身としては、彼が思わせぶりなことをするたびに、クッションに顔を埋めて奇声を堪えるという、大変アレな視聴の仕方をしておりました。ちょっと笑ったりするの反則な! あと、最後ちゃんと抱きしめてくれてありがとう!!! 台詞の追加もありがとう!!!!! 流れがちょっと変になってたけど、こぼさず拾ってくれてすごかった。クラトスとダイクさんの会話って、サブイベントか、好感度関連のやつじゃなかったっけか。とにかくありがとう!
ゲームの時に「そうかー」程度だったんですが、OVAだと若干唐突だったものの、ゼロスがセレスに対してすごく重いものを感じているのが台詞からわかって、「おお……」となんだかよくわからないけれど感動しました。ゼロスのエピソードもっとちゃんと見たかったなー。神子という立場を、コレットとは別の角度からの重荷を背負っている人なので。
いやしかし、面白かった! 親子にめっちゃもえた!



