読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

吸血鬼と人狼族の連合部隊はついに戦いを始める。ベラはエドワードとともにいることを決め、エドワードもまたそれに応えた。そしてベラは自分のジェイコブへ向ける思いとようやく向き合い。
この巻はにやにやが止まらなかった。しょっぱなからベラとエドワードの「一線を越える」話が一悶着あって(にやにや)、結婚というワードが具体的になって、指輪のことがあって(にやにやにやにや)、そしてその後アリスがかなり可愛かった。
ベラがジェイコブに対して抱いていた感情が、ちょっと納得できなかった。それってありなのか……。エドワードがちょっとかわいそうだ。命を盾にされたら考えるかもしれないけど、家族じゃないのかそれは。とちょっと悶々した。
結婚まで秒読みか。ラスト周辺はにやにやが止まらなかった。

ジェイコブに連れられ、ベラは人狼族の始まりの話を聞く。その一方、シアトルでの連続殺人事件が吸血鬼の新生者によるものだと判断したカレン家は、かれらを野放しにするとヴォルトゥーリ一族が介入しベラを狙うだろうと判断し、殲滅に乗り出す。ジャスパーが過去を語り、人狼族を味方につけ、だがベラは恐ろしいつながりに気付く。もし、すべての事件が繋がっていたら。
ベラは不安じゃないのかなーと思ってた、吸血気になったら好きじゃなくなるんじゃないだろうか、という不安をようやく口にしてくれてほっとした。同じ香りがしなくなるんじゃないかとも思ってたから、考えてるんじゃないかと。
事件がそろそろ盛り上がりを見せて来たのに、ベラが変身するところがまだはっきりしない。せっかく卒業したのに。でも第4部ではその葛藤でべたべた甘甘になるんだったらまだいいかな……。

私が読んだのは福武文庫版だったけれど、在庫がないようなので河出文庫版を張っておきます。
「護法」「魚鱗記」「花妖記」「髑髏盃」「菊燈台」「髪切り」「うつろ舟」「ダイダロス」の八編。
「護法」の話は聞いたことがある。護法童子が男の願いを叶えて、女房の首をすげ替えるという話。これが一番妖譚として好きだったかな。
「魚鱗記」は魚を狂わせる様を楽しむという遊戯に興じていた頃の、ある一家で亡くなった女の子が幽霊として出たのを客人が見る話。少し子ども向けっぽかった。「菊燈台」は塩汲みの奴隷が長者の娘に気に入られて炎の中に、という話。安吾の「夜長姫と耳男」と似た匂いがした。そのせいか、かなり印象に残っている。底深いところにあるエロスというのか、そういうもの。
![ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/517BCEc420L._SL160_.jpg)





