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衝撃のソルド八世王誘拐から一月——王を捜すため入国したパラクレスでフェンベルクは思わぬものに遭遇する! 恐ろしいほどに王に似た男・クドラ、彼女を襲う女・ベルテ、隠れて立つ謎の研究所。この奇妙な謎と王の誘拐に関係はあるのか? そして命を狙われたフェンの運命は? 謎が渦巻く、王道ファンタジー第3弾!(裏表紙より)
謎らしい巻だった。逃げたり、潜んだり、潜り込んだりする話は好きだ。
ただソルドとパラクレスの関係というか、秘密に関しての描写がバタバターと過ぎていった感じ。クドラがいなくなったからかなあ。彼は今後出て来て大きく物語を左右させるんだろうか。
サチが良い味出してる。物語のムードメーカーだと思う。二十代前半だという話にちょっとびっくりした。うん、まあそのくらいの年だろうな。
巻末はベルテの短編。何故ベルテだったのかなあと考えて、クドラを掘り下げようとしたんだろうかとも考えたけれど、ベルテ自身の話が長いからそうでもないか。でも少しはあるんじゃないだろうか。
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