読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
凛々しく純情な少女マリアーヌは、無自覚に令嬢を虜にしつつ可愛い乙女を目指す日々。ロベルト王子の特別扱いにトキメキながらも、過去のトラウマからそれを恋とは結びつけられずにいた。王宮ではローズウィークという祭が始まり、王子はレディ達に大人気。無意識に焼きもちを焼くマリアーヌに、思わずロベルトは愛の告白を! しかし、告白はカイルによって曲解され思わぬ方向へ!? 薔薇咲く王宮で、恋と陰謀の幕が開く! (裏表紙より)
『レディ・マリアーヌの秘密』の続きにして完結巻。短い! そして思った方向と違うところへ落ちてしまった!
前巻ちょっとファンタジー要素が入ったので、それ関係の陰謀もありかと思ったら、王宮恋模様、対王子様、という感じになっており、糖分高めで甘かったんですが、いろいろと消化不良ー! マリアーヌにはもっと騎士然としているところを見せてほしかった!
しかし、まるっとお祭りの話っていうのはいいですね! 着替えがあったりハプニングがあったりして楽しい! そして、ミリエールがとってもかわいい! この子はきっと大人になったら美人で策士なお姫様なんだろうなあ。その話が読みたい……。
ロベルトのフェロモンたっぷりのヒーロー感もよかったし、マリアーヌがそれにほだされてしまうところも見たかったですが、楽しいシリーズでした。
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