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王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(下) (講談社X文庫ホワイトハート)
 ベリータは、現国王妃ファナに拉致されそうになった。自分の娘にカスティーリアの王位を継がせるため、無理矢理にでもポルトガルへ嫁がせようというのだ。
 間一髪でアロンソに救出されたベリータは、束の間の安息を得るため、仲間と共にコルドバに身を寄せる。
 起死回生の一手として、条件つきで隣国アラゴンの王子との婚姻を提案するベリータだが、心はアロンソへの想いに揺れていた。歴史ロマンの傑作、完結編!(裏表紙より)

全体的な印象だと、ダイジェストという感じの話の巻き方なんですが、完結巻です。
フェルナンド王子がすごくいい感じにおおらかで、ベリータとアロンソとフェルナンドで関係が成立するのがすごく、なんというか、面白いというかそれでいいのかというか!笑
ベリータとフェルナンドが初対面でかわした会話が、すっとぼけているようで真剣なのがすごく好き。
ラモンにまつわる事情が、物語ってこういうところがおいしいよなあ! というわくわくでした。
そしてやっぱりラストは悪者退治。きらめく歴史の大舞台に向けて、ベリータが一歩踏み出す。大きな歴史の、そこに生きた女王の、小さな一幕と冒険と恋の話だったと思いました。
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