読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
女性初のノーベル賞受賞者、マリー・キュリーが18歳のときに落ちた許されない恋。夫と子を捨て、27歳でワーグナーに走ったコージマのその後。愛人300人といわれたエカテリーナ2世が、45歳にして初めて出会った真実の恋。66歳のマルグリット・デュラスを復活させた、27歳の青年の献身的愛。古今東西、歴史に名を残す女性たちが織り成す、さまざまな恋の形。圧倒され、やがて切なさが胸に迫る歴史エッセイ。(裏表紙より)
歴史的に有名な、古今東西の女性たちの、恋愛遍歴を短くまとめたものです。アン・ブーリン、マリリン・モンロー、絵島、ヴィクトリア女王などなど。短くさくっとまとまっているので、読みやすい上に分かりやすく、これ参考にしようなどと妄想力が働いてしまう。
男性に振り回される人もいるかと思えば、権力を持っているせいで相手を振り回す人もおり、かと思えば自分の力で別れを乗り越える人もおり、と恋の多種多様性を感じました。っていうか、みんな命がけで恋し過ぎじゃないのか。だから身を滅ぼすのでは……と思うこともしばしば。
とても面白い本でした。オススメありがとうございました。
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