読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
他人の運気を吸い取り不幸にする——という力を持ってしまったため、貴族の血を引きながらも不遇な扱いを受け、さらには望まない結婚を強いられていたアメリ。しかし結婚式に颯爽と現れ、そんな彼女を救ったのは、〈駿足の悪魔〉と恐れられる、帝国軍の元帥閣下、ロイス・フィングだった! しかし極度の耳フェチである彼は、アメリの耳に恋をしていて……!? 不幸少女×悪魔元帥閣下の略奪婚ラブコメディ、スタート!(裏表紙より)
だいぶと本に厚みがあってめずらしい。1ページ18行で318ページある。
びっくりするくらいかなり不遇なヒロインで、もうちょっとグラスナー伯爵家の人たちはこらしめてやってもよかったのよと思いつつ……。
ガートという能力者がいる世界観が面白い。能力の有無とその正邪の方向性で、身分差や格差が生まれるというのも、なるほどなあと思いました。神眼を持つお兄様レキシード皇帝がめちゃくちゃ好きなんですがこの人の話ちょっと読んでみたい……。
不幸な少女が少しずつ世界を広げて、愛する人や友人たちを得ることができてよかった。アメリには幸せになってほしいです。
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