読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ゾンビが跋扈する19世紀イングランド。エリザベスたちベネット家の姉妹たちは「結婚するよりも生き残ることが大事」という父親の方針により中国で学んだ武術でゾンビと戦っている。だがそのせいで適齢期にも関わらず結婚からは縁遠く、母親は娘たちを裕福な男性と娶せることを夢見ていた。そんなときその条件に当てはまるビングリーとその友人ダーシーがやってくる。
『高慢と偏見』を題材に、ゾンビものと絡めた作品。B級かと思いきや……結構面白いぞこれ! かつてこんなにトランペットと壮大な音楽が似合う「高慢と偏見」があっただろうか。音楽だけ聞いているとファンタジックな派手映画だぞ。
日本で武術を学ぶことが高貴な人々のたしなみ、という設定や、賢く勇敢な性格のエリザベスに戦闘能力を付与することによってさらに彼女の勝気さや強さや「普通の女性とは違うけれどちゃんと女性」を強固にしている部分など、すごく面白いなあと思うところがたくさんあり。ダーシーと喧嘩するシーン、めちゃくちゃかっこよくて痺れました。
あとドレス姿に戦闘装備するの最強。惚れる。かっこよすぎ。
わかりやすく設定し直してある部分もあって恋愛について結構はっきりした印象だったので、ラブ要素も大変満足でした。めちゃくちゃ好きな作品だと思いました。
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