読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
鬼と修羅、宿命を負う。二人の旅路が始まる──
最強の修羅として生きる男、鳳は、人がみな鬼に殺められ焦土と化した村を訪れ、少女夜闇と出会う。ただ一人残されたのは鬼の血をひく娘だった。鬼を斬るのが役目の修羅だが、夜闇の手をとり旅に出る。少女の秘めたる力を狙う者どもが行く手を阻むなか、鳳は何故、命を賭して夜闇を守るのか?──十代で描いた鮮烈なデビュー作。著者の原点となる物語に特別書き下ろし掌編を収録。(裏表紙より)
これを17歳が書いたって、すごいなあ。
イメージや言葉の連なりに重きを置いた作品なので、ラノベっていうストーリーややりとりはないんだけれども、読んでいるとこの世界観に圧倒されて引き込まれてしまう。ものすごく諸行無常の、めぐりめぐる世界という前提の上で成り立っている世界観だなあと思いました。
最後の書き下ろしは、この作品がこの形になったから入ったものだなあということも感じました。
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